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『バービー』グレタ・ガーヴィグ監督が来日 吹き替え声優・高畑充希の演技に賛辞

左から高畑充希、グレタ・ガーウィグ監督、デヴィッド・ハイマン
左から高畑充希、グレタ・ガーウィグ監督、デヴィッド・ハイマン

 映画『バービー』(8月11日全国公開)を手がけたグレタ・ガーヴィグ監督が、プロデューサーのデヴィッド・ハイマンと共に来日し、2日に丸の内ピカデリーにて開催されたジャパンプレミアに出席。グレタ監督は、イベントに登壇した日本語吹き替え声優・高畑充希(バービー役)の演技に対して「ユーモアをしっかりとらえてくださって本当に素晴らしかった」と賛辞を送った。

【画像】高畑充希が声を担当する主人公バービー

 本作は、世界中で愛されているファッションドール・バービーを映画化したファンタジー。どんな自分にでもなれる夢のような場所“バービーランド”で暮らすバービー(マーゴット・ロビー)が、ボーイフレンドのケン(ライアン・ゴズリング)と共に、人間世界に紛れ込んだことで起こる騒動を描く。

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 「わたしは日本映画が大好きで、皆さんに作品を観ていただくのがとても楽しみです」と呼び掛けたグレタ監督は、世界中で作品カラーのピンク旋風を巻き起こしていることについて「とても美しいセットに身を置くことができました。すべてがピンクではなかったのですが、たくさんのピンクに囲まれて、セットに足を踏み入れると、みんなハッピーになりました。映画が公開され、世界中でピンクを身に着けて映画を観に来てくださっていると聞いて、とても嬉しいです」と笑顔を見せる。

 バービーの吹き替えを担当した高畑は、「監督の作品が大好きで、いつも映画館で拝見していたので、ご本人に会えて感激です」と破顔すると、「とても優しいまなざしで接してくださり、人としても女性としても素敵な方だなと感じ、よりファンになりました」と羨望の眼差しを向けていた。

 そんな高畑に、グレタ監督は「本当に素晴らしい演技で感心しました。作品の中のユーモアをしっかりと捉えてくださいました」と絶賛。高畑は「大感激です。わたしは大阪出身なのですが、大阪と言えばユーモアの地。大阪出身で良かったなと思いました」と胸を張っていた。

 さらに高畑は、バービーを演じたマーゴットについて「かつて自分が遊んでいたバービーが絵から飛び出してきたと思うほど、圧倒的バービー感でした」と語り、「特にバービーが箱に入れられるシーンは、見たことがあると思ったぐらい。こんなにもバービーにふさわしい俳優さんは他にはいません」と太鼓判を押していた。(磯部正和)

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