米俳優アンガス・クラウドさん、25歳で死去 人気ドラマ「ユーフォリア」出演
人気海外ドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」のメインキャストで知られる米俳優アンガス・クラウドさんが現地時間7月31日、カリフォルニア州・オークランドで亡くなった。25歳だった。アンガスさんの家族が、海外メディアに宛てた声明で発表した。死因は明かされていない。
1998年7月10日生まれのアンガスさんは、エミー賞にも輝いた「ユーフォリア/EUPHORIA」でメインキャラクターの一人であるドラッグディーラー・フェズコを演じていた。家族は「今日、素晴らしいひとりの人間に沈痛な気持ちで別れを告げました。アーティストとして、友として、兄弟として、アンガスはみんなにとって特別な存在でした」と声明でコメント。先週父を亡くしたばかりだったアンガスさんが、父の死から立ち直れなかったことを明かし、「唯一の慰めは、アンガスが最愛の友である父と再び出会えたことです」とつづった。
また、アンガスさんは生前、メンタルヘルスの問題に苦しんでいた。家族は「彼の死が、他の方に独りじゃないこと、独りで黙って闘うべきではないことを改めて気づくきっかけとなってほしい」と呼びかけている。
アンガスさんの訃報を受け、「ユーフォリア」米公式Twitterでは追悼コメントが掲載されたほか、制作総指揮のサム・レヴィンソンさんもアンガスさんへの思いをつづっている。(編集部・倉本拓弥)