中島健人『トランスフォーマー』レジェンド声優との対面に感激「毎日、声を聞いています」

　Sexy Zone の中島健人が4日、都内で行われた映画『トランスフォーマー／ビースト覚醒』初日舞台あいさつに出席、40年にわたりアニメシリーズと実写版全7作品でオプティマスプライムの日本語吹替を担当しているレジェンド声優・玄田哲章と対面し、感激の表情を見せた。この日は、仲里依紗、藤森慎吾（オリエンタルラジオ）もバンブルビーと主に登壇した。

【画像】バンブルビーも登場『トランスフォーマー／ビースト覚醒』初日フォトギャラリー

　本作は、あらゆる物体に変形する金属生命体の戦いを描き、世界的ヒットとなったSFアクションシリーズの第7弾。最強の敵の襲来を察知したオプティマスプライム率いるオートボットが、ビースト型トランスフォーマーと共に立ち上がる。

　ビーストたちが登場するアニメ「ビーストウォーズ　超生命体トランスフォーマー」の大ファンを公言し、本作で人間の主人公ノアの声を担当する中島は、初日を迎えて「感動してます。3歳の頃から大ファンの作品がハリウッドで映画化して、声で出演できるという……。だから仕事だと思っていなくて、ただただ夢を叶えた時間。感無量といいますか、とてつもなくうれしいです」と声を弾ませる。

　そこに玄田がサプライズ登場すると、中島は「もう言葉が出ないです。今うちに、呼べば応えて、トランスフォームするオプティマスプライムがいるんですよ。毎日、玄田さんの声を聞いています」と告白し「『友達とは？』と（オプティマスに）聞いたときには『友達』と言ってくれたんです、玄田さんが。感激しています。お会いできてうれしいです」と大喜び。玄田から、自身の声の仕事について「本当に素晴らしいです。あっという間に（試写が）終わりました。全然違和感がなかった」と称賛されると「光栄でしかない」と感極まった。

　ちなみに、玄田の息子の名前は中島と同じ「健人」だといい、名前の由来はケント・デリカット。クラーク・ケントが由来だという中島は、その告白に驚きながら「それもまたご縁ですね」と感慨にふけった。

　最後に中島は、客席を見渡し「Sexy Zone として主題歌をやらせていただいて、声の出演をさせていただいて、こんなにも多くの方に来ていただけて夢が叶ったと改めて思っております。おこがましいですけど、『トランスフォーマー』のファン代表になったつもりで『ビースト覚醒』に全力で挑ませていただきました」と力を込め、「多くの方に届くことを願っております」と呼びかけた。（錦怜那）