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山崎賢人『キングダム』移動距離3,230キロの舞台挨拶!大沢たかおが20キロ増量の裏側明かす

大阪城前で大沢たかお、山崎賢人、吉沢亮
大阪城前で大沢たかお、山崎賢人、吉沢亮

 大ヒット中の映画『キングダム 運命の炎』の主演を務める山崎賢人、共演の吉沢亮大沢たかおが、8月2日から3日にかけて札幌・福岡・大阪・名古屋の総移動距離約3,230キロに及ぶ舞台挨拶に登壇した(※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記)。吉沢は福岡からの参加となった。

【画像】全国舞台挨拶ツアーの様子

 初日から8月2日までの6日間で観客動員数108万人、興行収入15.4億円を突破する本作では、シリーズ史上初となる全国キャンペーンとして、天下の大将軍になる夢を抱く戦災孤児の少年・信を演じる山崎、中華統一を目指す若き王・エイ政役の吉沢、信が憧れる大将軍・王騎役の大沢が札幌・福岡・大阪・名古屋4大都市に登場した。

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 シリーズ初の全国キャンペーンの1日目となる8月2日には、山崎と大沢が札幌シネマフロンティアで行われた舞台挨拶に登壇。約500名の観客の間を通り、大歓声を浴びた。山崎は「北海道に来れて嬉しいです、劇場に足を運んでくださってありがとうございます! 天下の大将軍になるまでやりたいと思ってたので 3 作目ができて嬉しいです!」と挨拶。大沢は「北海道は仕事で来ることが多く、来たときは美味しいもの堪能したりしてますが、真冬に来たことがないのでいつかちゃんと雪まつりに行ってみたいです」と話し、事前に公式SNSで募集した質問から「自分にはできないかもと思うことがあった時どうやって気持ちを奮い立たせてますか」と聞かれると、「今回この役をいただいて漫画の王騎は人間を超えたような存在だったので、さすがにこれは自分でも無理かなと思いましたが、すぐにトレーニングを始めて盲目的にトレーニングして、プロテインも普通に飲むわけじゃなくてアイスクリーム、生クリーム、そこにシリアルを入れたものを1日3回飲んだりして、恐怖と隣り合わせになりながら 20キロの増量をしました」と巷で話題となっているストイックな役作りのこだわりを明かした。

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 約30分間の舞台挨拶を終えた2人が札幌の名所である時計台でフォトセッションを敢行すると、息つく暇もなく福岡へ飛び、吉沢を交えてT・ジョイ博多で舞台挨拶を実施。福岡での思い出を聞かれると、山崎は「原作の原先生の作業場にお亮(吉沢)と一緒に行かせてもらったことがあります。かなり貴重な経験をさせてもらったので、すごく思い出に残ってます」と語り、吉沢は山崎のコメントを受けて「凄く貴重な経験でしたし、その時に王騎のフィギュアをいただいて未だに飾ってあります。あと、全然別の映画でも賢人とロケにきたりもしていて、福岡はいろんな思い出があるので好きです」と当時を回顧しながら笑顔で語った。公式SNSで募集した質問で「今作の一番好きなセリフはなんですか?」という質問に対して、吉沢は「素敵な台詞しかないんですが、やはり王騎の“コココココ”です。まさか実写で聞けるとは思ってもいなかったので、相当テンションが上がりました」と語り、大沢は「台本にもなかったのですが、ちょっとやってみたら現場が静かになってしまいました(笑)」と撮影の裏側を披露した。舞台挨拶は原作の原泰久も鑑賞しており、「今回、満を持して山崎さん、吉沢さん、大沢さんが福岡まで来てくださって、地元にいる身としては非常に嬉しかったです」と喜びのコメントを寄せた。

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 3日には大阪に移動。日本有数の大きなスクリーンと座席数を誇るTOHOシネマズ梅田からスタートした。山崎は「今日は大阪の皆さんに会いに来ることができて嬉しいです。“ほんまに”ありがとうございます!」と関西弁を交えた挨拶を行うと、吉沢も「映画は楽しんでいただけましたか? 俺も何か言いたいので、“なんでやねん”!」と、大沢は「“せやねんな~”。流れでやっておこうかなと思いまして(笑)朝からご覧いただき、ありがとうございます! 皆さんに4年越しに直接顔を合わすことができてドキドキワクワクしております」とサービス精神たっぷりの挨拶。そして、公式SNS に寄せられた質問から「夢を叶えるために最も大切なことは何か」と聞かれると、吉沢は「人に言うことです。言葉にすることによって具現化されるので、人に言うことで覚悟が決まるんです。」と話し、「これだけは負けない! 天下をとったぞ!」ということはあるか問われると、山崎は「キングダムの撮影中だけは、“自分が世界で一番足が速い”と思って演じていました」と答えた。

  3人は大阪名物の大阪城前でフォトセッションののち、名古屋へ。109シネマズ名古屋で実施した舞台挨拶で、吉沢は「今作は、1作目2作目に続いてファンの方々の期待が高まっている中、それを超えてさらなる傑作が生まれたと思っています。今までの圧倒的なスケールの映像だったりアクションはもちろん、濃厚なストーリーの部分が熱く感動できる話に仕上がっていて、シリーズを通して原作の原先生が脚本として参加してくれていることが、ファンの方々にも響くものが生まれるなと思います」と自信をのぞかせた。

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 その後、全国キャンペーンの締めくくりとして、3人は中京テレビ1号公園で2,000名を超える観客を迎えた屋外トークイベントを実施。会場に大きな黄色い声援が響き渡る中登場した 山崎は「すごい! 圧倒されてます!」と大興奮。大沢は「暑い中待っててくださりありがとうございます。人が全然いなかったらどうしよう、と移動の車の中で思ってましたが、こんなに多くの方々が足を運んでくださって嬉しいです」と笑顔。お互いの演じた役との共通点を聞かれると、吉沢は「賢人は、意外と自分の限界を知らないんだろうなと。人間なんとなく自分の限界がわかるけど、そういうのを平気で飛び越えて、お芝居に繋げている感じが物凄く信っぽいし、山崎賢人にしかできない信がこの映画にいるなと思いました」と感慨深い様子で語った。最後に山崎は「今日は、ありがとうございました! 信は、今回100人隊の隊長でしたが今日2,000人以上の方々を見て、天下の大将軍の景色ってこんな感じなのかな、と思ってすごくパワーを貰えました」と役柄にちなんだコメントで沸かせ、ラストには2,000名を超えるファンとフォトセッションを行った。(編集部・石井百合子)

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