「相棒season22」10月スタート 杉下右京&亀山薫、再会2年目で新たな挑戦へ
テレビ朝日系の人気ドラマ「相棒」の新シーズン「相棒season22」(毎週水曜よる9時~9時54分、2クール)が10月からスタートすることが31日、同局より発表された。前シーズンで約14年ぶりに再会を果たした特命係の杉下右京(水谷豊)と“5代目”相棒の亀山薫(寺脇康文)が、新たなる挑戦に乗り出す。
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今年1月25日に放送400回を突破し、今なお進化し続ける「相棒」シリーズ。新シーズンは、特命係がひとりの女性に頼まれ、人探しをはじめるところからスタートする。その人物は、日本を震撼させた重大事件とつながっていることが判明し、特命係は危険な潜入捜査に挑む。しかし、幾重にもからまる事件の深層に潜んでいたのは、あまりに巨大な陰謀だった。
新シーズン始動に、主演の水谷は「到底、想像しきれない予想外の事態が起きるのが、『相棒』なんです。新シーズンでどんなことが起きるのか、我々もとても楽しみにしているんです」と期待を寄せる。再会2年目となる寺脇とのコンビについては、「昨年は14年ぶりの再会で実際、撮影がスタートしたらどうなるんだろうと思っていたのですが、はじまってみると14年前と何も変わっていませんでした」と明かしつつ、「寺脇くんとは気心も知れていますが、やはり撮影になるとお互いそれぞれの世界を持って、きちんと緊張しあっていい距離感で対峙できる。だから共演していて楽しいんです」と絶大な信頼を寄せた。
特命係に復帰して2年目となる寺脇は「今年は帰還して2年目ですが、新鮮な気持ちでイチから挑んでいきたい」と決意表明。「俳優は“本番スタート”の声がかかるギリギリまで、もっと何かできることはないかと探し求め、その時々のベストを出す……。これは豊さんからの“教え”なのですが、僕は毎シーン、これを突き詰めていく。そこだけは絶対に変えないでいようと心に決めています」とこだわりを明かした。
新シーズンにも、「相棒」には欠かせない名キャラクターが多数登場。警察庁長官官房付の甲斐峯秋(石坂浩二)、警視庁副総監・衣笠藤治(杉本哲太)、内閣情報調査室トップ・社美彌子(仲間由紀恵)はもちろん、伊丹憲一(川原和久)、芹沢慶二(山中崇史)、出雲麗音(篠原ゆき子)ら捜査一課のメンバー、薬物銃器対策課・角田六郎課長(山西惇)、小料理屋「こてまり」の女将・小出茉梨(森口瑤子)、薫の妻でジャーナリスト・亀山美和子(鈴木砂羽)がドラマを彩る。(編集部・倉本拓弥)