『イコライザー THE FINAL』首位デビュー!シリーズ最高評価
全米ボックスオフィス考
先週末(9月1日~9月3日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、デンゼル・ワシントン主演のアクション映画『イコライザー THE FINAL』が興行収入3,460万ドル(約50億円)で首位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo調べの速報値、1ドル145円計算)
【動画】殺しまくり!『イコライザー THE FINAL』予告編
『イコライザー THE FINAL』は、元CIA工作員のロバート・マッコール(デンゼル)が、世の悪を19秒で抹消する仕事請負人として暗躍する人気シリーズ第3弾にして最終章。第1弾、第2弾と同等のオープニング興収を上げただけでなく、9月4日の祝日を含めた4日間興収は4,225万ドル(約61億円)と幸先の良いスタートを切った。観客の感想調査を行うシネマスコア社によれば本作の評価はA、大手映画批評サイト「ロッテントマト」の批評家支持率は75%・観客支持率は95%とシリーズ最高評価を獲得している。
公開7週目の『バービー』は興収1,020万ドル(約15億円)で2位をキープ。世界興収は13億8,390万9,254ドル(約2,007億円)となり、4月公開のアニメーション映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を抜いて今年最大のヒット作となった。
チアリーダーと一夜を共にすることを夢見る、イケてないクィアの女子高生2人組を主人公にしたR指定コメディー『ボトムズ(原題) / Bottoms』は拡大公開に。興収304万8,000ドル(約4億4,000万円)を稼ぎ出し、前回の19位から7位までジャンプアップした。28歳のエマ・セリグマン監督作。(編集部・市川遥)
9月1日~9月3日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『イコライザー THE FINAL』
2(2)『バービー』
3(3)『ブルー・ビートル(原題) / Blue Beetle』
4(1)『グランツーリスモ』
5(4)『オッペンハイマー(原題) / Oppenheimer』
6(5)『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』
7(19)『ボトムズ(原題) / Bottoms』
8(7)『MEG ザ・モンスターズ2』
9(6)『スラムドッグス』
10(10)『トーク・トゥ・ミー(原題) / Talk to Me』