『ミステリと言う勿れ』が興収20億突破でV2!『JW』4弾が2位の好発進
映画週末興行成績
9月22日から24日までの週末映画動員ランキングが興行通信社より25日に発表され、田村由美原作・菅田将暉主演の月9ドラマを映画化する『ミステリと言う勿れ』が週末3日間で観客動員37万2,000人、興行収入5億2,100万円をあげ、2週連続で首位をキープした。累計成績は、早くも動員149万人、興収20億円を突破している。ほか新作では、キアヌ・リーヴスが伝説の殺し屋にふんするアクションシリーズの第4弾『ジョン・ウィック:コンセクエンス』が2位にランクインした。
初登場2位の『ジョン・ウィック:コンセクエンス』は、裏社会のおきてを破ったことで粛清の対象になったジョン(キアヌ)が、裏社会を支配する組織との決着に臨むさまが描かれる。共演にドニー・イェン、真田広之ら。また、日本からファイトコレオグラファーの川本耕史と、俳優でスタントパフォーマーの伊澤彩織が参加している。公開3日間で動員18万9,000人、興収3億200万円を記録した。
3位には前週2位で初登場した『映画プリキュアオールスターズF(エフ)』が続き、週末3日間で動員15万9,000人、興収1億9,900万円、累計成績は動員69万3,000人、興収8億4,700万円。4位の『ホーンテッドマンション』は累計で動員114万人、興収16億8,000万円を突破している。
5位には公開19週目を迎えた『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』が再浮上。9月23日から28日まで“千秋楽ウィーク”と題して上映館を再び拡大。千秋楽記念プレゼントとして、キャラクター原案の種村有菜によるビジュアルカードを配布している。
そのほか既存作品では、公開11週目を迎えた『君たちはどう生きるか』が累計で動員553万人、興収82億5,000万円を突破した。
今週は、かわぐちかいじのコミックを大沢たかお主演で実写化する『沈黙の艦隊』、黒川博行の小説「勁草」を安藤サクラ、山田涼介らを迎えて実写化する『BAD LANDS バッド・ランズ』、青木柚と中村守里の共演による実話に基づく青春ストーリー『まなみ100%』などが公開される。(編集部・石井百合子)
【2023年9月22日~9月24日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(1)『ミステリと言う勿れ』:2週目
2(初)『ジョン・ウィック:コンセクエンス』:1週目
3(2)『映画プリキュアオールスターズF(エフ)』:2週目
4(3)『ホーンテッドマンション』:4週目
5(圏外)『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』:19週目
6(4)『グランツーリスモ』:2週目
7(5)『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』:3週目
8(6)『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』:2週目
9(9)『君たちはどう生きるか』:11週目
10(10)『キングダム 運命の炎』:9週目