日本初!実写版『沈黙の艦隊』で実物の潜水艦を使用
大沢たかおが主演を務める実写版『沈黙の艦隊』(9月29日公開)では、日本で初めてとなる実物の潜水艦を使用した撮影が行われた。
【動画インタビュー】大沢たかお、実写版『沈黙の艦隊』を語る!
漫画家・かわぐちかいじの代表作を実写映画化した本作は、日米共同で極秘裏に建造された、日本初の原子力潜水艦シーバットをめぐる軍事サスペンス。『ハケンアニメ!』の吉野耕平監督がメガホンを取り、高井光(高ははしごだかが正式表記)が脚本を務め、『キングダム』や『銀魂』シリーズなどのクレデウスが制作を担当する。シーバットの艦長・海江田に大沢、シーバットを追う海自ディーゼル艦たつなみ艦長・深町に玉木宏がふんするほか、上戸彩、中村倫也、江口洋介、水川あさみ、ユースケ・サンタマリア、中村蒼らが出演する。
本作は防衛省・自衛隊の協力のもと、よりリアルで臨場感のある撮影に成功した。具体的には、独立戦闘国家“やまと”を宣言した海江田艦長が乗るシーバットが海面から浮上するシーン、海面を進行するシーンなどは、本物の潜水艦を使用して撮影した。
そのほか、潜水艦の発射管理室や機械室は広島・呉で撮影され、海上自衛隊・横須賀基地、館山航空基地、下総航空基地、厚木航空基地など、全国でロケーション撮影が実施された。
リアルな艦体と最新のVFX技術が融合することで、迫力ある映像に仕上がっているだけでなく、潜水艦全体を捉えたショットなど、原作で描かれたアングルも参考にしているため、原作ファンも納得の描写を堪能することができる。(今井優)