松村北斗&上白石萌音『夜明けのすべて』2.9公開決定!2人の関係を捉えた特報映像も
『そして、バトンは渡された』などで知られる瀬尾まいこの同名小説を、SixTONESの松村北斗と上白石萌音のダブル主演で映画化した『夜明けのすべて』の公開が2024年2月9日に決定し、特報映像、ポスタービジュアル、そして追加キャストが一挙に発表された。
本作は、瀬尾自身のパニック障害の経験をモチーフに、月に一度PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患う同僚の山添孝俊(松村)が、友達でも恋人でもない、同志のような特別な気持ちで互いを思い、助け合う姿が描かれる。NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で夫婦役を演じた松村と上白石が再共演を果たし、最高の理解者となる特別な関係性を演じる。
監督は、『ケイコ 目を澄ませて』が第72回ベルリン国際映画祭など国内外で絶賛された三宅唱。新たに、山添くんと藤沢さんが勤める栗田科学の社長・栗田和夫に光石研、藤沢さんの母・藤沢倫子にりょう、山添くんの前の職場の上司・辻本憲彦に渋川清彦、山添くんの恋人・大島千尋に芋生悠、藤沢さんの友人・岩田真奈美に藤間爽子という追加キャストが発表された。
公開された特報映像は、パニック障害を抱えたことで美容室に行けなくなってしまった山添くんの髪を切る藤沢さんとのユーモラスなシーンから始まる。心が思い通りにならず、生きづらさを感じながら社会生活を送る2人が、少しずつお互いのことを知り、同志のような特別な存在を築き、希望を見出していく姿が温かくも空気感のある映像で綴られている。
また、併せて公開されたポスタービジュアルは、「思うようにいかない毎日。それでも私たちは救いあえる。」というコピーが物語る、希望に満ちた晴れやかな表情の2人と、包み込むように照らし出された柔らかな光が印象的なビジュアルになっている。(高橋理久)