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「ブギウギ」意味深シーン再び…ネットは梅吉に感服【ネタバレ注意】

ヒロイン鈴子の父・梅吉役の柳葉敏郎
ヒロイン鈴子の父・梅吉役の柳葉敏郎

 俳優の趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」(総合・月~土、午前8時~ほか)の第4回が5日に放送され、ヒロイン・鈴子(趣里、少女時代:澤井梨丘)の出生に関わるシーンが注目を浴びた。

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 将来について悩んでいた鈴子が自身の道を見つけ、花咲音楽学校の試験に挑む様子が描かれた第4回。途中、自分で生きる道を見つけた鈴子の寝顔を見ながら、父の梅吉(柳葉敏郎)が「もう12年もたったんやなあ」としみじみし、回想シーンへ。

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 背中と腕に赤ちゃんを抱いたツヤ(水川あさみ)が香川から帰ってきたところで、赤ちゃんが2人いることに気づいた梅吉が「双子やったかいな?」とツヤに聞くと「ちゃうわ」と否定。「何で?」と聞く梅吉に対して、ツヤは静かにほほ笑むのみで、「まあ、ええわ。一人も二人も一緒や」と梅吉がすんなり受け入れるという場面だった。

 第1回で鈴子は、3歳のときに病気で亡くなった双子の兄がいると言っていたが、今回の放送で双子ではないことが明らかに。第2回では西野キヌ役の中越典子が登場した意味深なシーンもあり、鈴子の出生には事情があることがうかがえる。

 視聴者からは「実子ではない?」「養子?」という声や、「『一人も二人も同じ』にグッときた」「お父ちゃんもお母ちゃんも懐が深い」「梅吉の人柄がよくわかる」「父ちゃん、大物やねえ」と梅吉のキャラクターに感心する声もあがった。

 「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」などのヒット曲で知られる戦後の大スター、笠置シヅ子をモデルにした物語。大阪の小さな銭湯の看板娘から“ブギの女王”と呼ばれる大スター歌手となっていくヒロイン・花田鈴子が、多くの困難を乗り越えながら人々に勇気と希望を与えていく姿を描く。脚本は、映画『百円の恋』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した足立紳と、NHK夜ドラ「あなたのブツが、ここに」の櫻井剛が担当する。(清水一)

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