実写版『ストリートファイター』にも抜てき!A24ホラーで長編デビューのYouTuber監督が来日決定
『ミッドサマー』などで知られる映画製作・配給会社A24が北米配給を担当する新作映画『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』(12月22日全国公開)で、長編監督デビューを果たしたYouTuber、ダニー・フィリッポウ&マイケル・フィリッポウの来日が決定した。
【画像】憑依チャレンジに参加した高校生が…衝撃ホラー『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』
『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』は、母を亡くした女子高校生がSNSで流行りの「#90秒憑依チャレンジ」に参加し、そのスリルと快感にのめり込んでしまったことからかつてない事態に発展していくホラー。今年のサンダンス国際映画祭で上映されて大きな話題となり、スティーブン・スピルバーグ、アリ・アスター、ジョーダン・ピールら著名監督も大絶賛。すでにA24製作、監督の続投で続編が決定している。
オーストラリア出身のフィリッポウ兄弟は、現在30歳の人気双子YouTuber。自身のチャンネル「RackaRacka(ラッカラッカ)」は、ブラックで尖ったコメディーや、日本アニメの自家製実写版などが高評価され、チャンネル登録者数は現在680万人を突破している。映画監督として本作の続編に加えて、人気格闘ゲーム「ストリートファイター」の実写映画版の監督にも抜てきされるなど、今後のさらなる活躍が期待される。
映画のプロモーションでは初来日となるが、過去にはプライベートで日本を訪れたこともある。日本のコンテンツにも馴染みが深く、『リング』『回路』といったJホラーが好きだという。二人は、10月16日に開催される試写会に参加し、日本で初めて映画を鑑賞する観客の質問に答える。(編集部・倉本拓弥)