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「大奥」岡本圭人の“愛されキャラ”伊兵衛にほっこり 黒木とのやりとりに爆笑

岡本圭人演じる伊兵衛(写真中央)
岡本圭人演じる伊兵衛(写真中央) - (C)NHK

 NHKドラマ「大奥」シーズン2(NHK総合・毎週火曜午後10時~10時45分)の第12回が10日に放送され、不穏な出来事が続発するなか、岡本圭人演じる“愛されキャラ”の伊兵衛に癒やされる視聴者が続出している(※一部ネタバレあり)。

【画像】バトル勃発!松平定信、一橋治済ら緊迫のシーン<第12回場面写真>

 「オランダ人と丸山遊女の間に生まれた」として差別を受けていた蘭学者の青沼(村雨辰剛)。大奥入りしてからというものの、手土産として配ったサボンを陰で捨てられたりとさんざんな扱いを受けていた彼の助けとなったのが、右筆助の黒木(玉置玲央)や家治(高田夏帆)の御台・五十宮(趙民和※「民」は「王へんに民」が正式表記)。おかげで蘭学講義が「男子校」のようなにぎわいをみせるようになったが、もう一人、青沼の力強い(?)支持者となったのが伊兵衛。

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~以下、第12回のネタバレを含みます~

 伊兵衛はもとは呉服の間の御針子だったが、青沼が教える蘭学の講義へ顔を出すように。御台の勉強熱心さに青沼が感激する一方、春画本や好色本に夢中な伊兵衛に青沼は「伊兵衛さんは一体何をしにここへ……」とボヤき。しかし、好きな分野には“熱心”になる性分のようで、源内(風来山人の名で著書を出していた)の好色本の大ファンであることも発覚した。

 とりわけ注目を浴びたのが源内のある発想により「赤面疱瘡撲滅」が大きく前進したときのこと。赤面疱瘡解明チームが喜びをかみしめるなか、伊兵衛がおもむろに「今日で(講義を)やめるわ」と宣言。「どうしてですか?」(青沼)、「みなについていけないのがお辛いんですか?」(僖助)と騒然となった。伊兵衛いわく、彼は女と博打好きの放蕩息子で、根性をたたき直すために母親に大奥に放り込まれたとのこと。母親の口癖が「人様のお役に立て」だったため、「死んでも人様の役に立ってやるもんか」と誓い、腹をくくって仕事をなまけていたが、このまま赤面を治せた場合「めちゃくちゃ人様の役に立ってしまうかもしれない」と熱弁を振るい、その意表を突く言い分に青沼や黒木が爆笑していた。

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 第12回では青沼らチームを束ねる田沼意次(松下奈緒)を巡り、松平定信(安達祐実)や一橋治済(仲間由紀恵)らが不穏な動きを見せ殺伐としていたこともあり、陽キャラの伊兵衛に「アホで良い子」「可愛い奴」「ツンデレw」「ピュア」など癒やされる視聴者が続出。生真面目な黒木とのやりとりも微笑ましく、「思わぬ役にはたっておるぞ。そなたがやらしい絵を見ていなければ、あのくるみの話は見つからなかったわけではあるし……」と何のフォローにもなっていない励ましに「黒木と伊兵衛のやり取りが大好き」「黒木との小競り合いずっと見ていたい」とwマークのリアクションが相次いでいた。(編集部・石井百合子)

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