高畑充希&泉澤祐希、実写『ゴールデンカムイ』出演 杉元の幼なじみ・梅子役と寅次役
野田サトルの人気漫画を山崎賢人(崎はたつさき)主演で実写化する、映画『ゴールデンカムイ』(2024年1月19日公開)の予告映像が17日に公開され、新キャストとして、高畑充希と泉澤祐希の出演が明らかになった。
本作は、日露戦争終結直後、広大な北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金をめぐる争奪戦を描いたサバイバルアクション。“不死身の杉元”の異名を持つ元陸軍兵の杉元佐一(山崎賢人)、大日本帝国陸軍第七師団の中尉・鶴見篤四郎(玉木宏)、元新選組副長・土方歳三(舘ひろし)らが、金塊のありかを示す、24人の脱獄囚に刻まれた「刺青人皮(いれずみにんぴ)」をめぐって戦いを繰り広げる。
高畑は、杉元の幼なじみ・梅子(うめこ)役で出演。主演の山崎とは、2020年公開の『ヲタクに恋は難しい』で共演しており、『ゴールデンカムイ』の山崎について「素敵で可愛らしい人柄はそのまま、今作ではついていきたい逞しさも加わり、素晴らしい座長でした」と振り返っている。そして泉澤は、杉元と梅子の幼なじみで、杉元とともに二〇三高地の戦いへ出向く、寅次(とらじ)役で出演。山崎とは初共演ながら、杉元と寅次の固い友情を感じさせるシーンに挑んだ。
2人の起用について、製作陣は「杉元の過去を知る重要な役なので、一瞬で作品の空気を変えられる演技力を求めてキャスティングしました。梅子は多くは語らずとも清廉かつ重厚さや儚さなどの振れ幅を期待して高畑さんに、寅次は杉元の傍に自然体でいながら観る人の感情を揺さぶる芝居を期待して泉澤さんにオファーしました」とコメント。さらに「全体の撮影初日が3人のシーンでしたが、まるでずっと一緒過ごしてきたかのような和やかなムードで撮影は進み、初日から敢行した大仕掛けのシーンも1発勝負で見事OKとなり、確かな手応えを感じさせいただいたことを鮮明に覚えています」と撮影を振り返っている。
高畑充希、泉澤祐希のコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)
高畑充希(梅子役)
元々原作を読んでいたので、あの「ゴールデンカムイ」の世界が実写化されるなんて! と、とにかく驚きが大きかったです。 梅ちゃんこと梅子は、杉元さんが金塊争奪に動き出す理由にもなる役柄なので、出番は少ないながら責任重大だぁ、、と、 オファーをいただいた時は少し冷や汗をかきました。 山崎賢人くんとは以前映画でご一緒していたのですが、素敵で可愛らしい人柄はそのまま、今作ではついていきたい逞しさも加わり、素晴ら
しい座長でした。 現場には数日だけの参加だったので、私もとても完成を楽しみにしています!
泉澤祐希(寅次役)
「ゴールデンカムイ」は元々原作を読んでいたので、出演できると聞いた時はとても嬉しく、キャストを聞いてからは、このキャラクターをこの人がやるのか! と、ワクワクが止まりませんでした。
山崎賢人君とは今回初共演となりますが、杉元佐一と幼なじみである寅次役ということで、すぐに打ち解けることができたと思います。共に戦う戦争シーンはとても迫力があり、見応えあるシーンになっているのではないかと思います。是非お楽しみに!