「おっさんずラブ」続編、春田と牧の新婚生活に“家政夫の武蔵さん”降臨 ほっこり新撮3ショットも公開
2024年1月にテレビ朝日系でスタートする、テレビドラマ「おっさんずラブ」の正統続編「おっさんずラブ-リターンズ-」(毎週金曜・11:15~深夜0:15)に出演する、田中圭(春田創一役)、林遣都(牧凌太役)、吉田鋼太郎(黒澤武蔵役)のコメントと新撮ビジュアルが公開された。春田たち3人の現在も明かされている。
「おっさんずラブ」は、33歳の独身サラリーマン、“はるたん”こと春田創一(田中)が、ある日突然、ピュアな乙女心を隠し持つおっさん上司・武蔵(吉田)と、同居人のドSなイケメン後輩・牧(林)に告白され、未曽有のラブバトルロワイヤルに巻き込まれていく純愛ストーリー。2018年に放送された最終回から5年、続編では、コロナ禍や遠距離生活を経て、アラフォーとなった春田と、シンガポール転勤から帰ってきた牧との新婚生活が描かれる。
幸せな日々の反面、多忙な共働き生活を送る2人は、価値観やリズムの違いから、ささいなことで喧嘩になってしまうことも。そんな2人のもとにやってきたのが、早期退職して再就職を果たし、家政夫となった武蔵だった。春田と牧の新居に派遣されることになった武蔵だが、かつての“はるたん愛”はどこへやら(?)。とにかくビジネスライクな対応と、プロフェッショナルな仕事ぶりを貫くも、「ほこりが溜まっている」「一汁三菜や栄養バランスを心掛けろ」「味噌汁の味が薄い」と次第に牧に小言を放ち、抑えきれない姑みが噴出し始める。
立場を変えた“嫁姑バトル”のぼっ発で、相変わらずの板挟み生活を送ることになりそうな春田だが、田中は「今回は2人に板挟まれるというより、逆に春田がちょっとかき乱してしまっているところもあるんですよね(笑)。そこが前作からちょっと変わった関係性の面白さかなと思います。素敵だなって思ったのは、武蔵が前作とはまた違う立場でちゃんと暴れてくれること。また吉田鋼太郎にしかできない武蔵がいっぱい見られるんだなと思うと、すごく楽しみです」と新作が待ちきれない様子。
また、林は「描かれてることは本当にありふれた、たくさんの方に共感してもらえる日常なんです。家族やパートナーや友人関係、日々の生活の中で大変なことや小さな喜びが描かれている」と本作のポイントを語りながら、「圭くんと大きな愛をぶつけ合って、鋼太郎さんとは命がけで戦いたいと思っています(笑)」と宣戦布告(?)も忘れない。
吉田も「台本はさらにパワーアップしていると思います」と断言。「恋の悩みにプラス、いろんな人が抱えている悩みにも深く迫っていきます。悩める人々がたくさん出てきて、その悩める人々がさらなる大騒動を巻き起こすというのは、前作をはるかに凌駕しておりますので、そこが見どころだと思います。もはや社会派ドラマ…! いや、社会はドラマにはなっていませんが(笑)、でもちょっとそう思わせるところもあったりして…。楽しめるんだけど、考えさせられる部分のあるドラマだと思います」と自信をのぞかせている。
田中は「やっぱり“春田と牧らしさ”みたいなところは、また描いて行けたらと。これだけの年数が経っていますが、前作を見てくださった方には『おかえり』と言ってもらえるような2人でいたいし、今回初めて見てくださる方には、きっと『なに、この2人面白い』という風に思っていただけると思います」と変わらない魅力にも言及。「遣都とは『おっさんずラブ』以降、プライベートでもすごく親しくさせてもらっているのですが、それをいい意味でパワーアップさせて、2人の新婚生活に生かしていけたらいいなと思っています」と宣言している。
公開された新撮ビジュアルは、雪山でソリにまたがってはしゃぐ3人の姿を収めた、ほっこりとした雰囲気の1枚。前作以降も「ちょこちょこ会っていた」とプライベートで交流を重ねていたという3人。吉田も「この間は2人が家に来てくれて楽しかったよね」と田中と林の訪問も明かしており、そんな彼らの仲の良さを表現した仕上がりになっている。
また本作では、プロデューサーの貴島彩理をはじめ、脚本の徳尾浩司、音楽の河野伸、監督の瑠東東一郎、山本大輔、Yuki Saitoら、スタッフ陣が再集結する。(編集部・入倉功一)