『ミッション:インポッシブル』第8弾、1年公開延期!タイトルも変更へ
映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ第8弾の全米公開日が、2024年6月28日から2025年5月23日に約1年の延期となった。The Hollywood Reporter によると、タイトル『ミッション:インポッシブル - デッドレコニング PART TWO(原題) / Mission: Impossible - Dead Reckoning Part Two』も変更される見込みだという。
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公開延期の理由は、ストライキで制作が進んでいないから。主演のトム・クルーズたちは第8弾の制作を一時中断し、今年7月公開の第7弾『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』のプロモーションツアーに入ったのだが、ツアー終了直前に全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)がストライキを決行。3か月たった今もストは続いており、制作に戻れなくなってしまった。
シリーズ初の前後編として「PART TWO」と付いていたタイトルも変更され、新タイトルは後日発表予定とのこと。第7弾『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』が予想を下回る興行収入となったことから、心機一転、巻き返しを図るべく「PART TWO」を外すのかもしれない。また、第7弾では多くのIMAX劇場をクリストファー・ノーラン監督作『オッペンハイマー(原題) / Oppenheimer』に奪われたことから、IMAXカメラで撮影している第8弾では、一層の劇場の確保が行われる見込みだ。
第7弾『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』が描いたのは、全人類にとって脅威となる兵器が悪の手に渡るのを阻止するべく、「2つの鍵」をめぐる戦いに挑むイーサン(トム)とIMFチームの姿。イーサンの過去を知る強大な敵ガブリエル(イーサイ・モラレス)との決着は、第8弾に持ち越されている。(編集部・市川遥)