『ハリポタ』で脊髄損傷&麻痺を負ったスタントマン…ダニエル・ラドクリフがドキュメンタリー製作
HBOオリジナルドキュメンタリー「デイヴィッド・ホームズ:ザ・ボーイ・フー・リヴド(原題) / David Holmes: The Boy Who Lived」が、11月15日に米放送されることが決まった。映画『ハリー・ポッター』シリーズでの事故で脊髄を損傷、不随となったダニエル・ラドクリフのスタントマン、デイヴィッド・ホームズを題材にした作品で、ダニエルが製作総指揮を務めた。
イギリス・エセックス出身の才能ある体操選手だったデイヴィッドは、シリーズ第1弾『ハリー・ポッターと賢者の石』で当時11歳だったダニエルのスタントマンに抜てき。それから10年間、デイヴィッドとダニエルは『ハリー・ポッター』シリーズを通して切っても切れない絆を育むが、デイヴィッドは第7弾『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』の撮影現場で悲劇的な事故に遭い、脊髄を損傷して麻痺を負い、彼の世界は一変してしまう……。本作ではダニエルやスタントの仲間たちに支えられながら、逆境に立ち向かうデイヴィッドの不屈の魂を映し出している。
タイトルの「The Boy Who Lived」(訳:生き残った男の子)は、ヴォルデモートの死の呪文から奇跡の生還を果たし、人々の希望となったハリー・ポッターを指す言葉。デイヴィッドの物語は、まさにそんなハリーの姿と重なる。「デイヴィッド・ホームズ:ザ・ボーイ・フー・リヴド(原題)」は米配信サービスMaxでも配信予定。(編集部・市川遥)