メグ・ライアン、ハリウッドから離れた理由
ロマコメ映画『ホワット・ハプンズ・レイター(原題) / What Happens Later』で8年ぶりに映画復帰を果たす女優のメグ・ライアン(61)が、ハリウッドから離れた理由をPeople.comに明かした。
『恋人たちの予感』や『ユー・ガット・メール』をはじめとした数々の代表作を持ち、ロマコメの女王と称されたメグ。しかし、監督も務めた映画『涙のメッセンジャー 14歳の約束』(2015)以降、映画業界からは距離を置いていた。
その理由についてメグは「わたしがかなり長い休みを取ったのは、人間としての経験において、伸ばしたい部分が他にも本当にたくさんあると感じたから」と、ハリウッドで注目されるだけが人生ではないという考えに至ったからだと明かす。そのうちの一つは母親業だという。メグには元夫デニス・クエイドとの間にジャック(31)、そして離婚後、2006年に養子にしたデイジー(18)という2人の子供たちがいる。
ハリウッドで女優業をすることについて、「それをライフスタイルではなく、仕事として考えられるのは良いこと」と語るなど、今は脚光を浴びることへの健康的な折り合いの付け方が見つけられたようだった。
『ホワット・ハプンズ・レイター(原題)』は、メグが主演のみならず、監督、共同脚本も務めたロマコメ映画。スティーブン・ディーツの劇「Shooting Star」を基に、大雪のため地方空港に一晩足止めされることになった元恋人たちの姿をユーモラスに描く。相手役は「X-ファイル」シリーズのデヴィッド・ドゥカヴニーが務めた。11月3日より米公開。(編集部・市川遥)