「いちばんすきな花」松下洸平の“お父さん”のような一言に爆笑 可愛すぎる4人にほっこり
大ヒットドラマ「silent」の生方美久が脚本を務める木曜劇場「いちばんすきな花」(フジテレビ系、毎週木曜22時~22時54分)の第3話が26日に放送され、松下洸平演じる春木椿の“お父さん”のような一言にネット上で笑いの声であふれ、2週連続で「オクサマ」がXのトレンド入りをした(※一部ネタバレあり)。
子供の頃から「上手に二人組を作れない」共通点のある塾講師の潮ゆくえ(多部未華子)、出版社勤務の春木椿、美容師の深雪夜々(今田美桜)、ゆくえの幼なじみでイラストレーター志望の佐藤紅葉(神尾楓珠)の4人を主人公にした本作。第3話は椿をメインにしたエピソードとなり、彼が自称「無個性なイイ人」になった経緯や、元婚約者・純恋(臼田あさ美)と向き合うさまが描かれた。
~以下、3話のネタバレを含みます~
とりわけ注目を浴びたのは、純恋が再び椿のもとを訪れてからの展開。椿宅はいつの間にかゆくえ、夜々、紅葉のたまり場と化しており、チャイムが鳴ると椿の代わりに3人が次々に純恋をお出迎え。3人とも椿の家を訪れたときには婚約指輪が葬られた花壇(オクサマと書かれたアイスの棒が立てられている)に手を合わせるのが“お約束”となっているためか、一斉に本物の“オクサマ”に合掌。純恋はドン引きしており、ネット上では「拝むなw」と笑いマークを付けたツッコミが相次いだ。
椿と純恋が深刻な話をし始めると、3人が興味津々といった様子で横並びでじっと見ており、椿はたまらず「上で遊んでなさい」と一言。まるで父親が子供たちに言い聞かせるような物言いに「上で遊んでなさいw」とリピートする声が続々。純恋が帰ると、今度は3人が仲良くソファーでゴロゴロ。子供のようなほほえましい光景に「かわいい」「愛おしすぎる」とほっこりする視聴者の声でにぎわった。
純恋と破局したのち未練たらたらな様子の椿だったが、純恋との話し合いでは意外な方向へ。「ごめん」が口癖になっていることを指摘する純恋に「自分が悪いって思う方が楽だから」と真意を打ち明け、「好き同士が両思いとは限らない」「純恋と話すのしんどかった」など初めて本音をぶつけ、「椿のセリフが刺さる」と共感する声が多く見られた。
職場でも「ノー」と言えずストレスをためていた椿だったが、3話ではゆくえたちを“友達”認定。LINEを交換し合い、椿宅は“お花のにおいがする部室”と命名され、肩を寄せ合う不器用な4人の姿に癒やされる視聴者が続出していた。
気の許せるグループが出来たことによって表情が明るくなった4人だが、夜々は母親(斉藤由貴)に頭を悩ませている模様で、紅葉は外で“パンダ”(客寄せパンダ)という残酷なあだ名をつけられており、悩みはつきない。(編集部・石井百合子)