『ミステリと言う勿れ』動員300万人突破 原作者・田村由美がイラストで祝福
東宝は27日、田村由美の人気漫画を菅田将暉主演で実写化した月9ドラマの劇場版『ミステリと言う勿れ』の観客動員数が累計で300万人を突破したことを発表し、原作者である田村の描き下ろしイラストを公開した。
『ミステリと言う勿れ』は、天然パーマがトレードマークで、カレーをこよなく愛する大学生・久能整(くのう・ととのう)が、膨大な知識に裏付けされた自身の見解を淡々と述べることで、事件の謎も人の心も解きほぐしていく新感覚ミステリー。映画版では、広島を訪れた整が、代々遺産を巡る争いで死者さえ出るという、いわく付きの名家・狩集家の遺産相続事件に巻き込まれる人気エピソード、通称“広島編”を描く。
9月15日から全国360館で公開され、週末映画動員ランキングにおいて、5週連続首位をキープ(興行通信社調べ)。10月26日までの公開42日間における累計成績は、観客動員数300万人、興行収入41億2,000万円を突破した。
この大ヒットを受けて田村が寄せた描き下ろしイラストは、整のほか、色とりどりのもじゃもじゃで整化した、“広島編”の登場キャラクターたちが描かれたファン垂涎の一枚となっている。(編集部・入倉功一)