まるでランウェイ!「どうする家康」徳川家臣団登場シーンに沸く
29日放送の松本潤主演による大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜夜8時~NHK総合ほか)第41回では、本多忠勝(山田裕貴)、榊原康政(杉野遥亮)、井伊直政(板垣李光人)、鳥居元忠(音尾琢真)ら徳川家臣団が集合する場面があり、華麗なる登場シーンが「まるでパリコレのよう」だと注目を浴びた。
第41回「逆襲の三成」は、石田光成(中村七之助)が失脚し、佐和山城に隠居してからの展開。家康が大坂城・西ノ丸に入り政の中枢を担うなか、それを苦々しく見る者も。そんななか、上杉謙信の後継者である景勝(津田寛治)の謀反のうわさが広まり、茶々(北川景子)から天下泰平のため成敗に向かうべきと諭された家康は挙兵の覚悟を決める。
家臣団が登場したのは家康が戦を決意してからのこと。なにやらにぎやかなBGMを背景に「来たぞー! 徳川勢だ」の掛け声を合図に戦装束をまとった忠勝、康政、直政、元忠らが続々。おなじみの面具をつけ黒でキメた忠勝は蜻蛉切を振り下ろし、威風堂々とした様子。インテリの康政は一礼し、優雅な佇まい。次に直政が足早に通り過ぎると「お美しいのう……」と見とれる声も。そして、さすが貫禄たっぷりの元忠。最後に「誰だありゃあ?」と首をひねる者がいるなか、長槍を手に派手に登場したのが渡辺守綱(木村昴)で、「渡辺守綱様じゃあ!」と雄たけびを上げた。
家臣団が勢ぞろいする、ちょっとした“ショー”のような華々しい場面にSNS上では「なんだこのファッションショーは」「パリコレ徳川家臣団w」「家臣団ランウェイw」と笑いや歓喜の声で沸いていた。
なお、本エピソードでは先日、NHKドラマ「大奥」の青沼役で話題沸騰となった村雨辰剛がウィリアム・アダムス(日本名・三浦按針)役で登場。アダムスは2年もの年月を費やし、命からがら日本に漂着。茶屋四郎次郎の息子、茶屋四郎次郎清忠(中村勘九郎の一人二役)を通訳に、家康と対面するさまが描かれた。(編集部・石井百合子)