『ジョーカー2』は「かなり危険な映画」

　DC映画『ジョーカー』（2019）の続編『ジョーカー：フォリ・ア・ドゥ（原題） / Joker: Folie a Deux』は「かなり危険な映画」だと、撮影監督のローレンス・シャーが Definition Magazine に明かした。

【画像】美しすぎる…『ジョーカー2』レディー・ガガのハーレイ・クイン姿

　前作に続いて撮影を担当したシャーいわく、現在、『ジョーカー：フォリ・ア・ドゥ（原題）』はポストプロダクションの最終段階に入っているのだという。その内容についてシャーは「かなり危険な映画だ。人々を驚かせることになるだろう」と期待をあおるコメント。「みんなに見てもらえるのをとても楽しみにしているよ」とその出来に自信をうかがわせている。

　『ジョーカー』は、社会から軽視されてきた貧しい大道芸人が“悪のカリスマ”ジョーカー（ホアキン・フェニックス）へと変貌していくさまを描いたドラマだ。アメコミ映画でありながら、マーティン・スコセッシ監督の『タクシードライバー』や『キング・オブ・コメディ』から影響を受けたリアルでダークな描写が評価され、第92回アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚色賞など最多11部門でノミネート。主演男優賞と作曲賞の2部門受賞を果たしていた。R指定映画で初めて世界興行収入10億ドル（約1,500億円・1ドル150円計算）を突破するなど興行的にも大成功を収めた。

　その続編となる『ジョーカー：フォリ・ア・ドゥ（原題）』は精神病院アーカム・アサイラムが舞台になるとされており、ハーレイ・クイン役でレディー・ガガも出演するミュージカル映画となる。シャーは以前、フランシス・フォード・コッポラ監督のミュージカル映画『ワン・フロム・ザ・ハート』（1982）のビジュアルを同作の一部参考にしたと明かしていた。2024年10月4日に全米公開。（編集部・市川遥）