映画版『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』がV2!
全米ボックスオフィス考
先週末(11月3日~11月5日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、人気ホラーゲームを実写映画化した『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』が興行収入1,900万1,870ドル(約29億円)で2週連続となる首位に輝いた。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル150円計算)
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前週比76.2%ダウンという大幅な下落は、劇場公開と同時に米配信サービスPeacockでも配信されたことによる弊害と見る向きもある。しかし、2週目も首位をキープした上、2,000万ドル(約30億円)という抑えた製作費ですでに累計興収1億1,320万6,230ドル(約170億円)を上げるなど、興行的に大成功を収めていることは間違いない。公開からわずか10日間で『スクリーム6 (原題) / Scream VI』や『M3GAN/ミーガン』を抜き、今年公開のホラー映画で最大のヒット作となった。世界興収は2億1,580万4,230ドル(約324億円)。
拡大公開となったソフィア・コッポラ監督作『プリシラ(原題) / Priscilla』は予想を上回る興収508万4,573ドル(約7億6,000万円)を上げ、20位から4位にジャンプアップ。エルヴィス・プレスリーの元妻プリシラの波瀾万丈な結婚生活を描く話題作だ。
初登場組では、メキシコのコメディードラマ『ラディカル(原題) / Radical』が5位と大健闘した一方、メグ・ライアンのロマコメ復帰作『ホワット・ハプンズ・レイター(原題) / What Happens Later』は9位に。デイジー・リドリー主演スリラー『ザ・マーシュ・キングズ・ドーター(原題) / The Marsh King's Daughter』は13位に沈んだ。(編集部・市川遥)
11月3日~11月5日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』
2(2)『テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR』
3(3)『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
4(20)『プリシラ(原題) / Priscilla』
5(初)『ラディカル(原題) / Radical』
6(5)『エクソシスト 信じる者』
7(6)『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』
8(4)『アフター・デス(原題) / After Death』
9(初)『ホワット・ハプンズ・レイター(原題) / What Happens Later』
10(8)『フリーランス(原題) / Freelance』