「大奥」福士蒼汰の正面ドアップ登場が粋すぎる
NHKドラマ10「大奥 Season2」(毎週火曜午後10時)幕末編・第16回(11/7放送)に福士蒼汰ふんする胤篤が登場し、その麗しい姿が話題となっている。
第16回よりスタートした幕末編は、赤面疱瘡が撲滅したことにより男の数が増え、男子による家督相続が広まった世が舞台となる。瀧山(古川雄大)、13代将軍・家定(愛希れいか)、老中・阿部正弘(瀧内公美)ら主要なキャラクターが活躍する中、エンドクレジットが流れるタイミングで胤篤が登場した。
胤篤はシーズン1に登場した“お万の方”こと万里小路有功の再来と称される人物で、シーズン1でお万を演じた福士が演じることもあり、その登場を待ちわびる声が多かったキャラクターだ。正面からのドアップとともに「胤篤である。よろしゅう頼む」と麗しくほほ笑むという、まさに満を持しての登場シーンに「言葉を失う美しさでした」「原作どおりのキラキラ登場」「心臓飛び出そうでした」「声とあの笑みだけで持っていくんだもんなあ」と歓喜の声が上がった。
さらに「『胤篤である』のセリフに被せて“胤篤・福士蒼汰”のクレジットが出たね」と粋な演出を絶賛する声や、「有功さまとはまた違う聡明な雰囲気で、さわやかな風が入り込んだよう」と見事な演じ分けに驚嘆する声が上がった。
放送終了後、番組の公式X(旧Twitter)に福士がふん装姿のまま登場し、「第17回は、家定公との関係性がぐっと深くなる回ですので、来週の放送もぜひお楽しみにしてください!」と呼び掛けた。
よしながふみの漫画「大奥」が原作となる本シリーズは、3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還にいたるまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描く。シーズン2では吉宗の遺志を継いだ若き医師たちが赤面疱瘡の撲滅に向けて立ち上がる医療編と、幕府の人々が“江戸城無血開城”のために奔走する幕末編が描かれる。(今井優)