土屋太鳳、『あぶない刑事』最新作ヒロインに決定 一度出演迷うも「この決意は私を変えた」
俳優の土屋太鳳が、「あぶない刑事」シリーズ8年ぶりの新作映画『帰ってきた あぶない刑事』(2024年5月24日公開)のヒロインに決定した。土屋が演じるのは、タカ(舘ひろし)とユージ(柴田恭兵)のどちらかの娘だという永峰彩夏(ながみね・あやか)。オファーを受けた土屋は「一度だけ迷いました。伝説に参加する勇気がなかったからです」と明かしており、「台本に詰まった世界は既に濃厚で魅力的で、憧れのハーレーや歌唱シーンも興味深く、思い切って挑戦しようと決意しました」とコメントしている。
【動画】タカ&ユージ、どちらかに娘!?『帰ってきた あぶない刑事』特報
「あぶない刑事」は、1986年から1987年にかけて放送された人気刑事ドラマ。タカ&ユージの破天荒なコンビが人気を博し、社会現象を巻き起こした。その後も、続編やスペシャルドラマ、映画などでシリーズ化され、今なお多くのファンを魅了している。『さらば あぶない刑事』(2016)以来となる新作には、浅野温子、仲村トオル、ベンガル、長谷部香苗といったお馴染みのキャストが続投。ドラマ「ウツボラ」などの原廣利監督がメガホンを取る。
2008年に芸能界デビューし、今年で15周年を迎えた土屋。自身にとって節目となる年に『あぶない刑事』のカギとなる重要な役に挑む。「お話をいただいた時、一度だけ迷いました。伝説に参加する勇気がなかったからです。でも、台本に詰まった世界は既に濃厚で魅力的で、憧れのハーレーや歌唱シーンも興味深く、思い切って挑戦しようと決意しました。そして、この決意は私を変えたと思います」と出演に対する思いを明かす。
舘や柴田をはじめとするキャスト陣や原監督との現場は、「様々な取り組み方を尊重なさっていて、そのどれもが本当にかっこいい……! 人は思い切り努力していい。でも努力が全てではない。だけど努力をしなければ、努力だけでは手に入らない『何か』が輝くことは出来ない。圧倒的なオーラを持つ方々の、地道で誠実な時間を垣間見るだけではなく御一緒出来た私は、本当に幸運です」と目を輝かせた。
さらに、「そして今すごく痛感するのは、この現場の空気や取り組み力が、もっともっともっと伝えられるべきだということです」と続けた土屋。だから今から声を大にして言いたい……! これで終わりなんて有り得ない!!!」と早くも再出演を希望している。(編集部・倉本拓弥)