『レディプレ』森崎ウィン、ガンダム声優に!「ガンダムSEED」劇場版で新キャラ担当
スティーヴン・スピルバーグ監督の映画『レディ・プレイヤー1』(2018)に出演し、「俺はガンダムで行く!」というセリフで注目された俳優・アーティストの森崎ウィンが、アニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの劇場版『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』(2024年1月26日全国公開)で声優を務めることが明らかになった。
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「機動戦士ガンダムSEED」は、遺伝子調整がおこなわれた人類(コーディネイター)とそうでない人類(ナチュラル)が対立する、C.E.(コズミック・イラ)71年を舞台に、軍事組織ザフトと地球連合軍がし烈な争いを繰り広げたアニメシリーズ。完全新作となる劇場版では、世界平和監視機構「コンパス」の一員となった主人公キラ・ヤマトたちの新たな戦いが描かれる。
本作で森崎が担当するのは、新キャラクターのグリフィン・アルバレスト。ユーラシア連邦から独立した国家「ファウンデーション」のアウラ女王に仕える親衛隊・ブラックナイトスコードの隊員で、一見向こう見ずな性格に見えるが能力は高い。
森崎は、VR世界を舞台にした『レディ・プレイヤー1』で日本人・トシロウ/ダイトウを演じ、劇中では「俺はガンダムで行く!」というセリフと共にVRゴーグルを装着し、RX-78-2ガンダムに変身した。「僕が森崎ウィンとして、世に知ってもらえるきっかけにもなった作品でしたので、その本家である『機動戦士ガンダム』作品シリーズに参加できると聞いて最初はびっくりしましたけど、本当にありがたいなと思いました」と念願のガンダム声優に喜びをにじませる。
「ガンダムSEED」は出演前から見ていたという森崎。「映像を見ながら収録していて、完成前の本編を見ているだけでも興奮しました。僕もガンダム(MS/モビルスーツ)を見て好きになった人間でもあるので、自分が声を務めるグリフィンがパイロットスーツ姿でモビルスーツに乗るんだってと思うと、興奮しましたね。操縦した経験がないので、実際にやってみると『こうやって動いているんだろうな』と想像しながら演じるのは難しかったんですけど、仕上がりが楽しみです」と期待を寄せる。
劇場版には、ガンダムファンの期待を裏切らない要素がたくさん詰まっているそうで、「最近見直してすごく好きになったセリフが1個あり、 僕としては『おお、これをまた聞けるんだ!』とか思うと、すごく興奮しました。最高の作品に仕上がっていると思うので、ぜひ何回も劇場に足を運んでいただけたらなと思います」とアピールした。
森崎の起用について、仲寿和プロデューサーは「かつて、スピルバーグ監督作品で印象的なセリフを残された森崎ウィンさんの姿を拝見し、いつか御縁があると感じていました。それから数年、『ガンダムSEED FREEDOM』を手掛ける中で、本作の鍵となるキャラクターの一人グリフィン役を森崎さんならより印象的に演じて頂けるのでは、また国際的に活躍されている森崎さんなら、世界中のファンの方々に向け『ガンダムSEED』の魅力を届けて頂けるのではと思い、この度のオファーをさせて頂きました」とコメント。「是非とも劇場で森崎さんの演技と共に、まだまだ謎の多いグリフィンというキャラクターをお楽しみください」と呼びかけている。(編集部・倉本拓弥)