【大奥2】第20回 観行院が取り乱す
NHKドラマ10「大奥 Season2」(総合・火曜よる10時~)第20回が12月5日に放送。あらすじを紹介する。
弟の身代わりとして降嫁した成り行きを家茂(志田彩良)に打ち明けた和宮(岸井ゆきの)。予想に反して好意的に受け止め感嘆する家茂に拍子抜けした和宮だったが、人の心に寄り添える家茂の思慮深さに触れ、次第に心が解きほぐれていく。
慶喜(大東駿介)から上洛を頼まれた家茂は、勝(味方良介)の助言をもとに帝(茂山逸平)に直接、開国の意図を伝え説得しようと試みる。
やがて和宮が総触れに現れるようになり、大奥内が落ち着きを取り戻してきた頃、京に残した息子を心配する観行院(平岩紙)が取り乱し……。
本作は、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いて脚光を浴びたよしながふみの人気漫画をドラマ化。10月から始まったシーズン2では、8代将軍・吉宗(冨永愛)の遺志を継ぎ、若き蘭方医たちが奇病・赤面疱瘡撲滅に向けて立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が“江戸城無血開城”のために奔走した幕末・大政奉還の物語を「医療編」と「幕末編」に分けて初めて映像化する。
脚本は、「JIN -仁-」「ごちそうさん」など多くのヒット作を手掛けてきた森下佳子が引き続き執筆する。(清水一)