『デッドプール3』撮影風景のリークは止めて…ライアン・レイノルズが声明発表
映画『デッドプール』シリーズ第3弾(2024年7月26日全米公開)を撮影中のライアン・レイノルズが現地時間6日、撮影風景の写真がSNSでリークされていることについて苦言を呈する声明を、自身のInstagramのストーリー機能を通じて発表した。
【画像】公式として唯一公開されている『デッドプール3』ビジュアル
全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキが終結し、撮影が再開している本作。SNSでは、その撮影現場を非公式に撮影した画像が多数リークされており、未発表のキャラクターらしき姿や映画のセットなど、作品のネタバレになりかねない情報が世に出てしまっている。
この事態を受け、ライアンはInstagramのストーリーに声明文を投稿。「サプライズは劇場映画の魔法の一部です。デジタルや屋内ではなく、自然な環境で、現物を利用した特殊効果での撮影が重要なのです」と野外セットで撮影することの重要性を説き、「望遠レンズがサプライズを台無しにしてしまい、誰もが困難な状況が続いています」と相次ぐリークに頭を悩ませていることを明かす。
その上で「(映画が)準備できるまで、ウェブサイトやSNSで写真を投稿するのは控えてほしい」と訴えたライアン。「映画は観客の喜びで成り立っています。私たちの最大の願いは、完成版と巨大なスクリーンのために、できるだけ多くの魔法を取っておくこと。みんながネタバレを投稿する理由は、映画が楽しみだからなんです」とネタバレ自粛を呼びかけた。
マーベル・スタジオがR指定作品として製作する第3弾には、ヒュー・ジャックマンふんするウルヴァリンの参戦が決定しているほか、コロッサス(声:ステファン・カピチッチ)、ユキオ(忽那汐里)、ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(ブリアナ・ヒルデブランド)、ヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)らシリーズお馴染みのキャラクターも登場。『フリー・ガイ』などのショーン・レヴィ監督がメガホンを取った。(編集部・倉本拓弥)