『ゴジラ-1.0』モノクロ版『マイナスカラー』全国340館上映決定!
映画『ゴジラ-1.0』のモノクロ映像版『ゴジラ-1.0/C』(ゴジラマイナスワン/マイナスカラー)が、2024年1月12日より全国340館で上映されることが発表され、新たなポスタービジュアルと予告編が公開された。
ゴジラ生誕70周年記念作品となる『ゴジラ-1.0』は、『アルキメデスの大戦』などの山崎貴監督が、脚本、VFXも担当した実写シリーズ最新作。戦後日本に現れたゴジラが、何もかも失ったこの国を、無(ゼロ)から負(マイナス)にたたき落とす。
モノクロ映像版の制作について、山崎監督は「ただモノクロにするのではなくそれこそカット単位で、新たな映画を創り上げるくらいの勢いでさまざまなマットを駆使しながら調整してもらいました。目指したのはモノクロ写真の名匠達が撮ったような画調。撮影されたデータに潜んでいた肌の質感や風景のディテールをこれでもかと発掘してもらいました」とこだわりを明かしている。
ポスタービジュアルでは、モノクロの世界でより精巧な造形が浮かび上がったゴジラが描かれており、予告映像は「臨時ニュースを申し上げます」というゴジラ上陸のアナウンスから始まる、初代ゴジラを彷彿させる仕上がり。劇場では『ゴジラ-1.0』も引き続き上映中であり、カラーとモノクロ、両方の魅力を映画館で楽しめる。
さらに、入場者特典の配布も決定。日本版のビジュアルと、累計興収3,441万8,418ドル(約50億円)を突破するヒットとなっている北米版ビジュアルを採用した「70周年記念オリジナルアートボード」(B5サイズ・ダブルA面)が、1月12日より、『ゴジラ-1.0』『ゴジラ-1.0/C』を鑑賞した観客を対象に全国合計30万名限定で配布される。山崎監督のコメント全文は以下の通り。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル145円計算)(編集部・入倉功一)
山崎貴監督
長い間作業してもらっていた『ゴジラ-1.0/C』を発表できることとなりました。
ただモノクロにするのではなくそれこそカット単位で、
新たな映画を創り上げるくらいの勢いでさまざまなマットを駆使しながら調整してもらいました。
目指したのはモノクロ写真の名匠達が撮ったような画調。
撮影されたデータに潜んでいた肌の質感や風景のディテールをこれでもかと発掘してもらいました。
するとそこにはドキュメンタリーの様な凄まじく恐ろしいゴジラが現れました。
色を無くしたことで新たに迫ってくる現実感。
ぜひ劇場で更なる恐怖に生きて抗って下さい