ミュージカル映画『カラーパープル』2月9日に日本公開！
2024年2月9日に日本公開を控えるミュージカル映画『カラーパープル』の日本版ポスターが公開された。ピューリッツァー賞受賞の同名小説をスティーヴン・スピルバーグ監督が映画化してアカデミー賞10ノミネートを果たした作品が、約38年の時を経てミュージカル映画としてよみがえる。
主人公は、優しい母を亡くして横暴な父の言いなりとなったセリー（ファンテイジア・バリーノ）。父の決めた相手と結婚し、自由のない生活を送っていた彼女は、最愛の妹ネティ（ハリー・ベイリー）とも生き別れてしまう。そんな中で出会ったのが、自立した強い女性ソフィア（ダニエル・ブルックス）と、歌手になる夢を叶えたシュグ（タラジ・P・ヘンソン）。彼女たちの生き方に感銘を受けたセリーは、家を出る決意をし、彼女の運命は大きく動き出すことになる。
プロデューサー陣はスピルバーグをはじめ、オリジナル版で映画初出演（ソフィア役）にしてアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたオプラ・ウィンフリー、オリジナル版でアカデミー賞作曲賞と歌曲賞にノミネートされたクインシー・ジョーンズらそうそうたる面々。オプラが「女性たちが声をあげる機運の盛り上がりを象徴するMeToo運動が起きている今が、その時だ」と再映画化を持ち掛けると、スピルバーグは快諾したのだという。『ブラック・イズ・キング』のブリッツ・バザウール監督がメガホンを取った。（編集部・市川遥）