「光る君へ」初回の衝撃展開に騒然!「嘘でしょ」「酷すぎる」
吉高由里子が紫式部(まひろ)役で主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)の初回が7日に放送され、ラストの衝撃的な展開にネット上では驚きと戦慄の声が上がった(※一部ネタバレあり)。
大河ドラマ第63作となる本作は、平安中期に、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描くストーリー。武家台頭の時代を目前にした、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生に迫る。脚本を大河ドラマ「功名が辻」(2006)、ドラマ「セカンドバージン」(2010)などの大石静、語りを伊東敏恵アナウンサーが担当する。
~以下、初回のネタバレを含みます~
初回「約束の月」は、子役の落井実結子が演じるまひろの幼少期のエピソード。まひろがのちに深い絆を育むことになる藤原道長(三郎/木村皐誠)との出会いが描かれた。手をフィーチャーした艶めかしいオープニング、平安の雅な風景にジャズ風のBGMを取り入れた斬新さ、アクロバティックな散楽シーン、「馬鹿」の語源にまつわるエピソードなども話題を呼び、タイトルのほか「安倍晴明」「平安時代」「三石琴乃さん」「花山天皇」など複数のワードがXのトレンド入りした。
とりわけ注目を浴びたのがラスト10分。三郎と会う約束をしていたまひろだが、その日は父・藤原為時(岸谷五朗)が東宮(のちの花山天皇)の漢文の指南の職(実質はスパイ)を得たお礼参りの日だった。お礼参りの帰り道、母・ちやは(国仲涼子)、従者の乙丸(矢部太郎)の前を急いでいたまひろは、馬を駆っていた藤原道兼(玉置玲央)と衝突しそうになり、思わぬ悲劇が起きた。
皮肉にも、道兼はまひろの運命の相手となる道長の次兄。初回でいきなりの衝撃展開に、ネット上はいったい何が起きたのかと騒然となり「え!?え!?え!?」「は?????」「嘘でしょ」「そんな事って…」「なんだこの展開」「酷すぎる」「マジか」「平安中期怖すぎ」「ホラーになった」「まさかの展開過ぎてびっくりした」など戦慄の声であふれた。さらには、事態を知った為時の“忖度”も波紋を呼び「理不尽!」「初回から地獄」「まひろちゃんが可哀そうすぎる」と心痛の声も寄せられ、事件を隠ぺいする父の真意が理解できず慟哭するまひろを熱演した落井に「まひろ役の子凄い」「名演技」など絶賛が相次いだ。同時に、道兼を怪演した玉置に「サイコパス道兼」「ヤバすぎ」「歪んでる」「怖い怖い怖い」と戦慄の声が上がっている。
次回タイトルは「めぐりあい」。事件から6年後、まひろは15歳となり成人の儀式を迎える一方、父・為時との冷めきった関係が描かれる。(編集部・石井百合子)