ヘンリー・カヴィル来韓!『キングスマン』監督の新作スパイ映画、猫に最大限の愛情注ぐ
『キングスマン』シリーズで知られるマシュー・ヴォーン監督の新作スパイ映画『ARGYLLE/アーガイル』のワールドワイドプロモーションが現地時間18日、韓国からスタートした。来韓した主演のヘンリー・カヴィル、ブライス・ダラス・ハワード、サム・ロックウェルがソウル市内のホテルで記者会見を行い、映画の見どころを語った。
【動画】ヴォーン監督の愛猫も熱演!『ARGYLLE/アーガイル』予告編
凄腕のエージェント・アーガイル(ヘンリー)が世界を飛び回り、謎のスパイ組織の正体に迫るスパイ小説「アーガイル」を執筆した作家エリー・コンウェイ(ブライス)。彼女は愛猫アルフィーとある場所に移動中、謎の男たちに命を狙われ、間一髪のところでエイダン(サム)と名乗るスパイに命を助けられる。やがて、エリーの小説が現実世界のスパイ組織の行動とリンクしていることが発覚し、彼女は現実の一歩先を行くため、世界を駆け巡ることになる。
『マン・オブ・スティール』で知られるヘンリーとヴォーン監督は、2007年の『スターダスト』以来のタッグ。「ヴォーン監督は独創的で新しいことに挑戦するスタイル。監督はシナリオと共に『クレイジーなアイデアがある』と連絡してきたのです。シナリオの面白さはもちろんですが、監督は即興的に修正して撮影ポイントを説明してくれます。俳優としてのキャリアの中で監督の作品に自分を預けるのに躊躇いはありません」と絶対的な信頼を寄せる。
ブライスは猫のアルフィー(演じたのはヴォーン家の飼い猫チップ)と共演するシーンが多かったが、「猫はすごくかわいくてクール。ヴォーン監督は猫を愛していて、撮影現場でもすごくかわいがっていました。猫がストレスを感じないようにいつも体調をうかがい、スタジオの温度を変えるなど、監督はとりわけ愛情を注いでいました」と監督が猫の執事であったことを明かした。
本作のプロモーションが韓国から始まったことについて、サムは「韓国映画は常に見たことのない映像を表現する挑戦と精神で、素晴らしい監督がたくさんいます。本作は韓国の皆さんにも気に入っていただけると思います」とコメント。続けてブライスも「韓国は20年先を進んでいると思います。特にスキンケアはいいですよ」と韓国愛をアピールし、会場の笑いを誘った。(取材・文:土田真樹)
映画『ARGYLLE/アーガイル』は3月1日全国公開