<来週のブギウギ>スズ子が小夜を心配する
俳優の趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」(総合・月~土、午前8時~ほか)は、15日から第16週「ワテはワテだす」が放送。あらすじを紹介する。
小林小夜(富田望生)が突然付き人をやめると言いスズ子(趣里)のもとを出て行ってしまう。小夜がアメリカ兵と付き合っていることを知ったスズ子はとても心配するが……。
一方、スズ子のもとには「喜劇王・タナケン」こと棚橋健二(生瀬勝久)から舞台に出ないかとのオファーが来る。これを仕組んだ羽鳥善一(草なぎ剛、なぎ=弓へんに剪)の後押しもあり、スズ子は初めての女優業に挑んでいく。
朝ドラ・109作目の「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」などのヒット曲で知られる戦後の大スター、笠置シヅ子をモデルにしたオリジナルストーリー。大正から昭和の激動の時代。大阪・香川・東京を舞台に、小さな銭湯の看板娘から“ブギの女王”と呼ばれるスター歌手となっていくヒロイン・花田鈴子/福来スズ子(趣里)が、多くの困難を乗り越えながら人々に勇気と希望を与えていく姿を描く。
脚本は、映画『百円の恋』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した足立紳と、NHK夜ドラ「あなたのブツが、ここに」の櫻井剛。主題歌は中納良恵(EGO-WRAPPIN')、さかいゆう、趣里の3人が歌唱する「ハッピー☆ブギ」。語りを高瀬耕造アナウンサーが担当する。(清水一)