「映画秘宝」再々復刊号は『オッペンハイマー』特集 マッド・サイエンティスト映画の世界に迫る
19日に再々復刊を果たす映画専門雑誌「映画秘宝」(秘宝新社)では、クリストファー・ノーラン最新作『オッペンハイマー』(2024年日本公開)とマッド・サイエンティスト映画の世界を大特集。日本最速となる特集号の表紙は、映画のモデルとなったロバート・オッペンハイマー本人の肖像だ。
『オッペンハイマー』は、世界の運命を握ると同時に、世界を破滅する危機に直面するという矛盾を抱えた一人の男の知られざる人生を、IMAX(R)撮影による没入感と共に描き出す壮大な実話ドラマ。主人公のオッペンハイマをキリアン・マーフィーが演じ、エミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピューら豪華キャストが集結した。今年度の賞レースを席巻しており、米アカデミー賞作品賞の最有力候補として注目されている。
このほか、新世代の研究家たちが挑む1990年代サブカルチャーの実際、話題のZINE「町山智浩とライムスター宇多丸は、映画語りをどう変えたのか?前篇」の著者であるジョージ&麗日が語る映画評論の未来などを特集。掟破りの新しい切り口で「映画秘宝」が2年ぶりに復活する。(編集部・倉本拓弥)
映画専門雑誌「映画秘宝」2024年3月号は1月19日発売 秘宝新社刊 定価1,650円(税込)