フジ令和版「大奥」浅野ゆう子がナレーション担当「とても光栄」
18日に第1話が放送された、小芝風花主演のフジテレビ系・木曜劇場「大奥」(毎週木曜よる22時~22時54分)のナレーションを、浅野ゆう子が務めることが明かされた。初放送からシリーズで存在感を放ってきた浅野が、令和版「大奥」をナレーションで支える。
江戸中期、第10代将軍・徳川家治(とくがわ・いえはる/亀梨和也)との政略結婚を強いられた主人公・五十宮倫子(いそのみや・ともこ/小芝風花)が、さまざまな思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く大奥に渡り、熾烈な争いに身を投じる本作。フジテレビの連続ドラマとしては、2005年に放送された「大奥 ~華の乱~」以来、約20年ぶり。2019年にシリーズの完結作として放送された「大奥 最終章」以来、約5年ぶりの「大奥」となる。
浅野は、2003年にフジテレビの「火曜時代劇」枠で初放送された「大奥」(2003年6月~8月)に、大奥総取締・瀧山役で出演。以降も、深田恭子が主演を務めた「大奥スペシャル ~もうひとつの物語~」(2006年)や、沢尻エリカが主演を務めた「大奥 第一部~最凶の女~/第二部~悲劇の姉妹~」(2016年)、そして、木村文乃主演の「大奥 最終章」にも登場するなど、長きに渡って同局の「大奥」シリーズで存在感を放ってきた。
もはやシリーズには欠かせない存在ともいえる浅野は、令和版への声での参加に「大奥総取締・瀧山を演じさせていただき、はや20年…。時を経て、新しい大奥にも携わらせていただく機会を頂戴しましたこと、とても光栄に存じます。大奥は…女の牢獄にございます…。牢獄の中で懸命に生きる女性たちの姿に、はらはらドキドキしながら、ナレーションを担当させていただいております。甘く切ない大奥の世界に、わたくしもご一緒させていただきます」とコメントを寄せている。
また、浅野の起用について、企画・安永英樹(フジテレビ編成部)は「『大奥』を語るとき、浅野ゆう子さんは絶対に欠かせません。今の『大奥』を語る、『大奥』の人間ドラマを見つめるナレーションは浅野さんしかいないと思い、お願いしました」と明かしている。
キャスト陣には小芝と亀梨のほか、西野七瀬、森川葵、宮舘涼太、栗山千明、安田顕らが名を連ねる。脚本は「グッド・ドクター」などの大北はるか、演出は「科捜研の女」シリーズや「相棒」シリーズの兼崎涼介(※「崎」は「たつさき」が正式表記)らが担当する。(編集部・入倉功一)