マーベル最強ヴィランによる新チーム『サンダーボルツ』まもなく撮影開始！

　マーベルのスーパーヴィランで構成されたアンチヒーローチームを題材にした映画『サンダーボルツ（原題） / Thunderbolts』の撮影が、あと1か月ほどで始まるという。バッキー／ウィンターソルジャー役のセバスチャン・スタンがVarietyに明かした。

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　1997年の「ジ・インクレディブル・ハルク（原題） / The Incredible Hulk」第449号で初登場したサンダーボルツは、政府のために任務を遂行するチーム。今回のマーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）版では、「ファルコン＆ウィンターソルジャー」からバッキー／ウィンターソルジャー（セバスチャン）、USエージェント（ワイアット・ラッセル）、ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ（ジュリア・ルイス＝ドレイファス）、『ブラック・ウィドウ』からエレーナ（フローレンス・ピュー）、レッド・ガーディアン（デヴィッド・ハーバー）、タスクマスター（オルガ・キュリレンコ）、『アントマン＆ワスプ』からゴースト（ハナ・ジョン＝カーメン）がチームを結成することになる。

　セバスチャンは再びMCUの世界でバッキー／ウィンターソルジャーを演じることに、「興奮しているよ。実際、あと1か月ほどで戻ることになるんだ。恋しく思っていた。素晴らしいキャストだし」とコメント。近年、MCU作品は興行成績での苦戦が続いているが、「打率がすごく高いだけに、常に全てを上手くやるのは難しい。いつだって素晴らしい経験だったし、特に今作には良いものがたくさんあると思う」と期待をあおっていた。

　『ペーパータウン』のジェイク・シュライアー監督がメガホンを取る『サンダーボルツ（原題）』は、2025年7月25日に全米公開予定だ。「ウォーキング・デッド」のスティーヴン・ユァンも出演予定だったが、昨年のストライキの影響で撮影開始が遅れ、スケジュールの都合から離脱となっている。（編集部・市川遥）