内藤剛志が20年ぶり朝ドラ出演「ブギウギ」人情派のベテラン刑事役
趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」(総合・月~土、午前8時~ほか)に吉柳咲良、遠山俊也、水澤紳吾、内藤剛志が出演することが22日、発表された。吉柳と水澤は朝ドラ初出演。内藤は「わかば」(2004年度)以来約20年ぶりの朝ドラ出演で、刑事役を務める。
今回発表されたのは、スズ子(趣里)が出会うTV業界の人々と、スズ子が新居を構える世田谷の人々。内藤は世田谷署の人情派のベテラン刑事・高橋を演じる。とある事件の捜査で、スズ子宅を訪れるという役どころだ。「時代設定は昭和30年、なんと私が生まれた年です」と言う内藤は、「刑事が登場するという事は、事件が起きるんです。大変な事件です。スズ子はもちろん彼女の周りの人も巻き込まれ、そして………。詳細はお話しできません。皆さん、犯人を推理してみてください!ただ、その事件を通してスズ子と娘、そして2人を取り巻く人々に変化が現れます。もちろん私『高橋刑事』にも」と予告している。
吉柳は大ファンのスズ子を尊敬している若手スター歌手・水城アユミ役、水澤はスズ子に関わるとある事件を起こす近所の男・小田島大役を務める。
前作「らんまん」に続く出演となる遠山は、TVプロデューサー・代々木勇を演じる。丸の内テレビのプロデューサーで「オールスター男女歌合戦」への出場をスズ子にオファーするという役柄だ。遠山は「私も撮影当日まで知らなかったサプライズキャスティングも大いに楽しいと思います」と明かしている。
朝ドラ・109作目の「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」などのヒット曲で知られる戦後の大スター、笠置シヅ子さんをモデルとしたオリジナル作品。大阪の小さな銭湯の看板娘から“ブギの女王”と呼ばれるスター歌手となっていくヒロイン・花田鈴子/福来スズ子(趣里)の波乱万丈な物語を描く。脚本は、足立紳と櫻井剛。(清水一)