ADVERTISEMENT

『オッペンハイマー』キリアン・マーフィ、オスカー初ノミネートをママの手作りケーキでお祝い

第96回アカデミー賞

オスカー初ノミネート! - キリアン・マーフィ
オスカー初ノミネート! - キリアン・マーフィ - Axelle / Bauer-Griffin / FilmMagic / Getty Images

 映画『オッペンハイマー』で自身初となるアカデミー賞ノミネートを果たした俳優のキリアン・マーフィ(47)が、どのようにそれを祝ったかを明かした。

【画像】オッペンハイマーにふんしたキリアン

 現地ロサンゼルス時間では早朝5時半スタートだったオスカーノミネーション発表だが、その時は地元であるアイルランド・コークの両親の家にいたというキリアン。発表の様子は観ずに母、父、妻と午後を過ごしていたところ、電話が突然ひっきりなしに鳴り始め、自身のノミネートを知ったのだという。

ADVERTISEMENT

 「とても、とても恐縮しています。ちょっとショック状態です」と The New York Times に明かしたキリアン。「僕たちが想像もしなかった方法でこんなにも強く人々とつながることができた映画に関われたことが、ただただ光栄です」と謙虚に喜んだ。

 ハリウッドの派手なパーティーに繰り出すこともない。キリアンは「紅茶と、ケーキを一切れ食べました。とてもすてきでした。僕のお母さんがスポンジケーキを作ったんです。すごくおいしかったです」とVarietyに語っていた。ちなみに、家族と仲がいいキリアンは、祖母の96歳の誕生日パーティーがあるからという理由でトロント国際映画祭を欠席したこともある。

 “原爆の父”と呼ばれる米物理学者ロバート・オッペンハイマーの姿を、クリストファー・ノーラン監督が描いた同作。キリアンは『ダークナイト』3部作、『インセプション』『ダンケルク』と5度ノーラン監督作に出演しており、6度目のタッグにして主演を務め、見事オスカー主演男優賞ノミネートを果たすことになった。ノーラン監督は、6か月にわたる内面・外見の役づくりを経てオッペンハイマーを体現したキリアンをヘアメイクテストで初めて見た際、『ダークナイト』でジョーカーにふんした故ヒース・レジャーさんを見た時のような興奮を覚えたとVarietyに明かしている。

 『オッペンハイマー』は作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚色賞、撮影賞、美術賞、音響賞、編集賞、作曲賞、衣装デザイン賞、メイク・ヘアスタイリング賞の最多13部門にノミネートされた。第96回アカデミー賞授賞式は現地時間3月10日にロサンゼルスのドルビー・シアターで開催される。(編集部・市川遥)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT