実写版『FNaF』マスコットがにらみを利かせる…不気味な警備指導ビデオ映像公開
人気ホラーゲームを実写化した映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』(2月9日全国公開)から、主人公が鑑賞する不気味な警備指導ビデオ映像を収録した、本編映像が公開された。
【動画】不気味な警備指導ビデオ…『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』本編映像
原作「Five Nights at Freddy's」(FNaF)は、ピザ屋の夜間警備員を操作し、夜になると凶悪化する店の人気アニマトロニクスたちの侵入を、防犯カメラの映像を確認しながら阻止するホラーゲーム。実写版は、『M3GAN/ミーガン』『透明人間』などの低予算ホラーをヒットさせた気鋭スタジオ・ブラムハウスが製作し、恐怖のアニマトロニクスと対峙する夜間警備員・マイク(ジョシュ・ハッチャーソン)の姿を描き出す。
本編映像では、廃墟と化したレストランの夜間警備員として勤務初日を迎えたマイクが、警備室に不自然に置かれたビデオテープを発見する。再生すると、スタッフユニフォームを着た女性が、満面の笑みで「これを見ているあなたはフレディの新人警備員ね。おめでとう、一緒に楽しみましょう」とマイクに語りかける。
店舗紹介が続く中、女性が「では、スターの紹介よ」と壁のボタンを押した瞬間、映像が乱れ、砂嵐の向こうから3体のマスコットが、まるでマイクを見据えているかのような状態で止まってしまう。マイクがテレビを叩くと、映像が再開。女性が「この子たちとこれらの独自技術を守るのがあなたの役目。彼らとピザ店のために尽くしてね」と締めの言葉を言いかけたところで、映像は再び砂嵐となる。
メガホンを取ったエマ・タミ監督は、恐怖と共に楽しめる要素を本編の随所に仕込んでいるといい、「ピザレストランにはゲームと同じように異様な雰囲気と緊張感があるし、本編を通してちょっとしたユーモアも散りばめられているの」とコメント。「観客にはこういった全ての要素を総合的に経験してほしいし、ジェットコースターのような楽しいスリルを満喫してほしい。ギョッとする恐怖シーンが過ぎたあとの心情の変化にも感じてほしいわね」と原作のホラー要素を踏襲した描写に自信をのぞかせた。(編集部・倉本拓弥)