「光る君へ」平安の“F4”が人気!「今日も眼福」「毎回登場してほしい」
吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)で藤原道長(柄本佑)の同僚を演じる金田哲(はんにゃ.)、町田啓太、渡辺大知。前週・第3回で初登場しながら、早くも平安の“F4”の呼び名が定着しつつあり、人気を博している(※一部ネタバレあり)。
第3回「謎の男」では、大納言の息子・藤原斉信(金田哲)、関白の息子・藤原公任(町田啓太)、藤原行成(渡辺大知)らが登場し、とりわけ道長、斉信、公任の恋文をネタにしたトークが「源氏物語」の“雨夜の品定め”の場面を彷彿とさせると話題を呼んだ。28日放送の第4回「五節の舞姫」では4人が、即位した花山天皇(本郷奏多)と、入内した藤原よし子(井上咲楽※「よし」はりっしんべんに氏が正式表記)を巡る噂話を繰り広げた。
よし子は斉信の妹で、公任は「いよいよ好機が巡ってきたな。帝とよし子さまの仲は睦ましすぎてお付きの女官らも顔を赤くするほどだとか」との噂を聞きつけたそうで、斉信は「今のところよし子にくびったけらしいけど、そもそも帝の女好きはもはや病と言ってもよいからな。いつどうなるかわからんよ」とあくまで冷静。「早いところ偉くなっておかなくてはな」(公任)、「やはりよし子さまに早く皇子を産んでいただかねばですね……」(行成)、「ご寵愛は深いんだろ。できるよ、そのうち」(道長)、「そんなのんきなことを言ってていいのかよ。よし子さまに皇子ができればお前の甥の東宮はどうなるかわからんだろ」(公任)といった具合で話が弾んでいたが、その後道長がふいに発したある一言に静まり返った。
4人がそろってまだ二回目だが、SNSでは4人が登場するなり「F4キター!」のコールが続々。4人とも家柄のいいエリートで「藤原」であること、神尾葉子の人気学園漫画「花より男子」に登場するイケメン御曹司4人組を連想させることから“F4”の呼び名で親しまれ、「F4タイムか」「今日も眼福なF4」「F4出てくると学園モノみたいで楽しいな」「毎回登場させてくれるといいな」「F4のシーン増やしてください」と色めき立つ視聴者が相次いでいた。
また、この回では円融天皇(坂東巳之助)に疎まれていた道長の姉・藤原詮子(吉田羊)が酷い仕打ちに遭う場面もあったことから、「F4のたわいもないやり取りが癒し」「癒しのF4シーン」との声も見られた。(編集部・石井百合子)