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実写『ゴールデンカムイ』山崎賢人&山田杏奈が北海道に凱旋!劇中使用の馬そり寄贈

久保茂昭監督、鈴木直道知事、山崎賢人、山田杏奈
久保茂昭監督、鈴木直道知事、山崎賢人、山田杏奈 - (C)野田サトル/集英社 (C)2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会

 野田サトルの人気漫画を実写化した映画『ゴールデンカムイ』(全国公開中)に出演した山崎賢人(※崎は正式には「たつさき」)と山田杏奈が31日、映画の舞台で主なロケ地となった北海道の「北海道開拓の村」で行われたイベントに、久保茂昭監督と鈴木直道知事共に参加。劇中で使用した馬そりを寄贈した。

杉元とアシリパが北海道に帰ってきた!『ゴールデンカムイ』イベントフォトギャラリー

 明治時代末期の北海道を舞台に、日露戦争の英雄・杉元佐一(山崎)とアイヌの少女・アシリパ(※リは小文字・山田)が、アイヌの埋蔵金をめぐる争奪戦に挑む本作。イベントの場となった「北海道開拓の村」は、明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建造物を移築復元・再現した野外博物館で、原作者の野田もかつて取材に訪れ、漫画に登場する建造物のモチーフとなり、映画でもロケが行われた。

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 山崎は「撮影でも大変お世話になった北海道、そして北海道開拓の村に来られて、映画ならではのシーンで使用した、馬そりの前に帰ってきて、嬉しく思います」とあいさつ。この日の気温は-3℃(AM11:00)となったが、山崎は「久々に北海道に来て、寒いですけど、気持ちの良い寒さだなと感じました」と笑顔を見せ、山田も「物語の舞台となってる北海道で、たくさんの北海道の皆さんのおかげで撮影できたと思います。北海道での撮影は、アシリパの気持ちを作る上でも助けになりました」と語った。

 1月19日から全国393館(通常343館+IMAX50館)で公開された本作は、全国映画動員ランキングで初登場1位を記録。北海道では、全国の上映劇場で集客トップ10に4館がランクインするなど盛り上がりを見せており、山崎は「嬉しいです。北海道の皆さんの協力をいただいて、『ゴールデンカムイ』が完成しましたし、北海道の皆さんの熱でさらに広がってる気がします」と感謝する。

 劇中で山崎が挑んだ馬そりに引きずられるアクションシーンは、同施設の大通りで撮影されており、「基本的なアクション練習は普段からしていたのですが、当日やることが決まって、テストで引きずられて、実際に自分が演じて杉元としてもリアリティや気持ちが入って、いいシーンになったと思います」と大きな見せ場への自信をのぞかせた。

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劇中でも使用されたという馬そり

 そんな北海道での撮影にこだわった久保監督は「北海道の物語だと思ってるので、やっぱり北海道で撮影することが、原作へのリスペクトに繋がると思っていましたし、呼ばれてきたような感じがしていました」とコメント。そんな3人に、鈴木知事は「北海道は美しいけど、厳しさも自然の中にあります。そういう環境の中でしか取れない絵があるということで、監督にも選んでいただいたと思います。エンタメとして楽しいだけじゃなく、原作者の野田先生も取材をされたり、監督も地域を回られたりして、アイヌ文化を描かれています。山崎さんが引きずられた勢いで、今度は北海道へ人を引きずりこみたいです!(笑)続編も希望です!」と呼びかけていた。

北海道の劇場で舞台あいさつ!

 最後は、実際に撮影で使用した“馬そり”(縦:3.7m×横:1.2m×高さ:4.5m)が寄贈され、山崎は「映画『ゴールデンカムイ』は北海道の皆さんのご協力を得て、本当に素晴らしい作品となったと思います。北海道の魅力が詰まった映画にもなっていると思いますので、ぜひ道民の皆さんに楽しんで頂きたいです! 今日は撮影でも大変お世話になった北海道開拓の村に帰ってこられて、とても嬉しいです。これからも何回でも観て、楽しんでもらって、『ゴールデンカムイ』と北海道が一緒に盛り上がっていったら嬉しいなと思います」とあいさつ。一行はその後、公開時に動員数が全国トップ10内に入った、札幌シネマフロンティアとTOHOシネマズすすきのにて大ヒット御礼舞台あいさつに登壇し、現地のファンとの交流を楽しんだ。(編集部・入倉功一)

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