冬ドラマ初回満足度No.1は「おっさんずラブ-リターンズ-」
2024年地上波放送の冬ドラマ初回満足度ランキングが31日、映画・ドラマ・アニメのレビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」から発表され、田中圭主演の2018年のヒットドラマの続編「おっさんずラブ-リターンズ-」(テレビ朝日系)が1位に輝いた。
本ランキングは、2023年12月1日から2024年2月29日までの間に放送開始される地上波ドラマが対象(2024年1月29日時点で初回放送を迎えている作品)。初回放送日から3日後までのFilmarksでの平均★スコア(5.0点満点)とレビュー数(Mark!数)を集計し、★スコアが高い作品から順に算出している。
1位の「おっさんずラブ-リターンズ-」は、2018年の連ドラ版から5年ぶりの続編。アラフォーになった“はるたん”こと春田創一(田中圭)と牧凌太(林遣都)の新居に、早期退職して再就職を果たした“家政夫のムサシさん”こと黒澤武蔵(吉田鋼太郎)が乱入。はるたんを巡る嫁姑バトルに加え、“好きだけじゃ、どうにもならないこともある”という誰もが直面する問題の数々が描かれる。春田の部下でお隣さんの和泉幸(井浦新)、和泉と同居する移動式おかかおむすび専門店の店主・六道菊之助(三浦翔平)ら新キャラも参戦。1月5日の初回放送の見逃し配信再生数が、100万回再生を突破した(※ビデオリサーチにて算出・期間:1月6日~8日)。
2位は、阿部サダヲ主演・宮藤官九郎脚本によるTBS系金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」。1986年から2024年にタイムスリップした昭和のおやじが「不適切」発言で令和の停滞した空気をかき回すコメディー。主人公の中学体育教師・小川市郎を阿部が演じるほか、仲里依紗、磯村勇斗、河合優実、坂元愛登、吉田羊らが共演。懐かしの昭和時代の描写や本編に表示された注釈テロップ、ミュージカルシーンなども反響を呼び、初回放送後のNetflix「今日のシリーズTOP10」(日本)で初登場1位を記録した。
3位は、大谷アキラ(漫画)、夏原武(原案)、水野光博(脚本)による同名漫画を山下智久主演で実写化したコメディーの2年ぶりとなる続編「正直不動産2」(NHK総合)。嘘八百を並べて売り上げトップを誇っていた営業マン・永瀬財地(山下)が、ある日土地のたたりによって嘘をつけない体となり、一転して“正直すぎる”営業マンとして奮闘するさまを描くストーリーで、続編ではディーン・フジオカ演じる新キャラクターの神木涼真が登場。かつて永瀬の上司だった悪魔的営業マンが、ライバル会社・ミネルヴァ不動産の社員としてカムバックする。
トップ10は下記の通り。(編集部・石井百合子)
1位:「おっさんずラブ-リターンズ-」★4.17(毎週金曜23:15よりテレビ朝日系で放送中)
2位:「不適切にもほどがある!」★4.06(毎週金曜22:00よりTBS系で放送中)
3位:「正直不動産2」★4.02(毎週火曜22:00よりNHK総合にて放送中)
4位:「春になったら」★3.97(毎週月曜22:00よりフジテレビ系で放送中)
5位:「Eye Love You」★3.86(毎週火曜22:00よりTBS系で放送中)
6位:「厨房のありす」★3.66(毎週日曜22:30より日本テレビ系で放送中)
7位:「光る君へ」★3.46(毎週日曜20:00NHK総合ほかで放送中)
8位:「アイのない恋人たち」★3.44(毎週日曜22:00よりテレビ朝日系で放送中)
9位:「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」(毎週土曜23:40よりフジテレビ系で放送中)
10位:「婚活1000本ノック」★3.12(毎週水曜22:00よりフジテレビ系で放送中)