『555』福田ルミカ、20周年新作で仮面ライダーミューズに「変身を目に焼き付けて」
Vシネクスト『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』で新キャラクター・玲菜/仮面ライダーミューズを演じた福田ルミカが2日、新宿バルト9で開催された同作の初日舞台あいさつに登壇し、「ミューズの変身を目に焼き付けてください」とアピールした。この日は主演の半田健人のほか、芳賀優里亜、村上幸平、浅川大治、進藤あまね、田崎竜太監督(崎はたつさきが正式)も出席した。
【画像】入力コードは666!福田ルミカが変身する仮面ライダーミューズ
「仮面ライダー555(ファイズ)」(2003~2004)は、巨大企業スマートブレインが開発した「ファイズギア」を使い、仮面ライダーファイズに変身する主人公・乾巧(半田)の戦いを描いた平成仮面ライダーシリーズ第4弾。仮面ライダーミューズは、最終話から20年後を描く『パラダイス・リゲインド』で初登場する仮面ライダーで、「666」のコードを入力することで変身できる。
福田は「20周年という記念作品の仲間に入れて嬉しいです」と笑顔を見せると、映画館に詰めかけた満員のファンに「こんなにも『555』を愛してくださる方がたくさんいて、胸がいっぱいです」とあいさつ。
新キャラクターとして出演が決まった際、「まさか自分がという思いでとてもびっくりしました」と語った福田。最初は嬉しさもありつつ、「歴史ある作品で不安の方が大きかった」と当時の心情を吐露する。自身の弟が仮面ライダーの大ファンだそうで、「弟は『仮面ライダー鎧武/ガイム』が大好きだったのですが、わたしが出演すると知って興奮していました」とほのぼのトークを展開。
そんな福田にとっての「ヒーローは?」という問いに、「母親です」と即答。その理由について「いつもわたしの味方になってくれる」と語ると「この作品も演技経験が浅いなか、とても不安で台本を見て泣いてしまうこともあったのです。そのとき、いつも母親が『大丈夫だよ』と声を掛けてくれて。やっぱり母はわたしのヒーローです」と笑顔を見せた。
見どころを聞かれた福田は「ぜひ新ライダーであるミューズの変身を目に焼き付けてほしい」とアピールすると「立場によって見え方が違うキャラクターなので、人間性を見てほしいです」と客席に呼びかけていた。(磯部正和)
Vシネクスト『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』は新宿バルト9ほかにて期間限定上映中/Blu-ray&DVDは5月29日(水)発売