美しい…「光る君へ」寄り添う吉高由里子＆柄本佑の新ビジュアル公開
大河ドラマ「光る君へ」（NHK総合・日曜午後8時～ほか）の新たなビジュアルが公開された。紫式部役の吉高由里子と藤原道長役の柄本佑が背中合わせに寄り添う「二人バージョン」と、筆を手にした吉高の「書バージョン」の2種で、どちらも柔らかな光が美しい仕上がりになっている。
「光る君へ」は、平安中期に「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描く大河ドラマ第63作。「源氏物語」における光源氏＝光る君のストーリーの原動力になったのは、彼女の秘めた情熱とたぐいまれな想像力、そして藤原道長（柄本）への想いだった……。本作では、変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語がつづられている。
番組の制作統括である内田ゆきチーフ・プロデューサーは新ビジュアル発表にあたり、「深い絆で結ばれている紫式部と藤原道長。そして、書かずにはいられない女、紫式部＝まひろ。『光る君へ』が描こうとしているもの二つが、柔らかな光の中にしっかりと表れているビジュアルが完成しました」とコメント。
「二人バージョンでは、お互いの存在を強く感じつつ、眼差しにはそれぞれの意志がある。まさにドラマの中のまひろと道長の関係が表されています。書バージョンには、この時代ならではの、たたずまいの自由さがあります。気負いなく筆にまかせて、でも心からあふれる言葉と真剣に向き合っているまひろです。この二つのビジュアルが加わって、『光る君へ』を貫くものがより明らかになり、魅力をお伝えできると自負しております」とその出来に自信をのぞかせた。（朝倉健人）