『マダム・ウェブ』ダコタ・ジョンソン、サム・ライミ版スパイダーマンがお気に入り!運転シーンはほぼ自分で挑戦
『スパイダーマン』シリーズのソニー・ピクチャーズが製作した新作映画『マダム・ウェブ』で主人公キャシーを演じたダコタ・ジョンソンがリモートインタビューに応じ、思い出のマーベル映画や本作での挑戦について語った。
【画像】美しい…蜘蛛の巣ドレスを着こなしたダコタ・ジョンソン
1980年にコミックデビューを果たしたマダム・ウェブは、テレパシーや千里眼といった特殊能力を持ち、スパイダーマンをサポートしたキャラクター。「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」のS・J・クラークソン監督が手がけた映画は、未来予知能力を手にしたキャシーが、黒スーツの男に命を狙われた3人の少女を助けるさまを、本格ミステリーサスペンスとして描き出す。
「まさか自分がスーパーヒーローを演じることになるとは思いませんでした」とマーベル参戦について語るダコタ。初めて観たマーベル映画は『スパイダーマン』だったそうで、「どれもすばらしい作品ですが、トビー・マグワイアが主演した『スパイダーマン』は印象的です。彼が演じていた若きスパイダーマンは好きでした」とサム・ライミ監督版がお気に入りであると明かす。
実写化で最も意識したことは、「マダム・ウェブが共感できるリアルな人物として演じること」と話すダコタ。「超自然的な側面だけでなく、人間的な一面も見せたかったんです。若い女性には、マダム・ウェブを通してそれぞれのパワーに共感を抱いてほしい。彼女が私たちに近い世界に存在していることが大切でした」
キャシーはニューヨークで救急救命士として働いており、劇中では運転シーンが多い。ダコタは「危険なシーン以外の運転は、ほとんど私が実際にしています」と明かすと、「スタントトレーニングはとても楽しかったです」と振り返った。
原作と同じく、スパイダーマンとの将来的な共演も気になるが、ダコタは「何が起きるかはわかりません」と一言。「何度も劇場に足を運んで、映画を楽しんでください。そうすれば、続編が誕生するかもしれません」とマダム・ウェブの今後に期待を膨らませていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
『マダム・ウェブ』は2月23日全国公開