『ジョーカー2』はミュージカルではない　撮影監督が明かす

　DC映画『ジョーカー』（2019）の続編『ジョーカー：フォリ・ア・ドゥ（原題） / Joker: Folie a Deux』はミュージカルではないと、撮影監督のローレンス・シャーが EYES WISE PRODUCTION のQ&Aで明かした。

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　続編では前作に続いてシャーが撮影を担当したほか、トッド・フィリップス監督、アーサー・フレック／ジョーカー役のホアキン・フェニックスらも続投。ジョーカーの恋人として知られるハーレイ・クイン役でレディー・ガガが新たにチームに加わり、舞台の一つは凶悪犯が収容される精神病院アーカム・アサイラムになるとされている。

　当初から続編はミュージカルになるとうわさされていたが、シャーによるとそれは正確ではないとのこと。ロケ撮影ではホアキンとガガが階段で歌い踊る姿も目撃されていたが、シャーは「正確に言えば、続編はミュージカルではないよ。音楽が含まれているという、それだけだ。音楽は映画と登場人物たちの一部ではあるけど、それをミュージカルと言えるのかはわからないな」とコメント。

　「1作目にも音楽はたくさん含まれていたよね」と続けたシャーは、「1作目で彼がチャールズ・チャップリンを観ているシーンとか、彼の中にちょっと音楽があったでしょ？　それに階段のダンスシーンとか。そもそも彼にはちょっとチャップリンらしさがあって、（2作目の）音楽についても“全く新しいもの”というわけではなく、1作目からの延長にあるんだ」と説明していた。10月4日に全米公開。（編集部・市川遥）