「おっさんずラブ」武川部長の“愛の処方箋”に笑撃 「迷走しすぎ」「絶対相談したくないw」
田中圭主演のドラマ「おっさんずラブ-リターンズ-」(テレビ朝日系、毎週金曜夜11:15~)の16日放送・第7話で、眞島秀和演じる武川政宗の“愛の処方箋”が注目の的となった。
第7話「君たちはどう生きるのかい」は、感動の嵐を巻き起こした春田創一(田中圭)と牧凌太(林遣都)の結婚式後の展開。春田の幼なじみでシングルマザーのちず(内田理央)が倒れたことから、春田と牧は急遽、ちずの息子で3歳児の吾郎(佐藤大空)の面倒を見ることになり、慣れない子育てに四苦八苦。一方、前話のラストで吐血した黒澤武蔵(吉田鋼太郎)は元妻・栗林蝶子(大塚寧々)に体の異変を告白。さらには、春田への片思いに苦悩する和泉幸(井浦新)のもとに、六道菊之助(三浦翔平)が任務中に負傷したと公安から連絡が入り……と、てんこ盛りのエピソードがたたみかけるように進んでいった。
回を重ねるごとに視聴者からのツッコミ、人気が増し、ある意味でシーズン1から最もパワーアップしたキャラクターとも言える武川部長。武川が結婚式で披露した“8つの袋”という謎の祝辞を春田と牧が回想する冒頭から「スピーチ長っ」「全部聞きたい」と沸いていたが、とりわけ注目を浴びたのは、春田への想いを断ち切ることができず悶々としていた和泉が再び天空不動産の「なんでもすっきり天空相談室」のドアをたたいた時のこと。またしても「すっきりしようか」と出迎える武川部長に、和泉は一瞬間を置いたのち「間違えました」と去ろうとすると、武川はさわやかに「どうぞ」と歓迎。「これ当番制じゃなかったでしたっけ……?」と困惑する和泉に「またマサムネがいるw」「完全に武川さんの独裁相談室やんw」「絶対武川さんに相談したくないんだけどw」とwマークを付けたリアクションが相次いだ。
張りきる武川を前に和泉はやや仕方なさそうに、幸せ絶頂な二人の間に割って入るなんて許されないことだと打ち明けると、武川は「春田か?」と相手を特定し、にっこり。「確かに俺も略奪はお勧めしない。そんなことをしても誰も幸せにならないからな……」と同調するも、「ただ……そもそも人というものは誰か一人が独占していいものなんだろうか」と何やらスケールの大きい話を切り出し、困惑する和泉に「一人のモノだと考えるから奪う、奪われるという発想になる。恋は早い者勝ちなのか、いや違う。好きな人はみんなで分かち合えばいいと思わないか?」と浸っている様子で、「つまりシェアだよ」ととんでもない提案をした。絶句する和泉をよそに武川は「俺は近い将来、そんな世の中が訪れるんじゃないかと思っている……」と前向きなムードで、さらりと「三日分の処方箋を出しておきます」と言い、「シェアしよう!」と書いた“愛の処方箋”を渡した。
武川渾身の“処方箋”に対し、SNSでは「そのアドバイスは聞かん方がいいぞ」「思考回路おかしい」「シェアはやめてw」「好きな人をシェアすんの地獄すぎ笑」「何言ってるかわかんないんだけどw」「迷走し過ぎ」と洪水のようにツッコミが寄せられていた。
武川の迷走はここで終わらず、今度は休憩中に落ち込んでいる様子の牧にアドバイス。子供が苦手でうまく対応できずふがいないという牧に、武川は「俺の家に来たいのかもしれないが、断る」と的外れな返しをして、牧は「は?」と困惑。「いや、行かないですよ」ときっぱり言い切る牧に、武川は「お前は……俺に依存している」「じゃあ今のは何の時間だったんだ?」と迫り、牧がただ愚痴を聞いてもらいたかっただけだと答えると「そうか。じゃあ頭から仕切りなおそう」といった具合で、まったく話がかみ合わない。
挙句の果てに「カーシェアって知ってるよな? その車をお前に置き換えて想像してみろ」と言い出す武川に、牧はお手上げとばかりに「会議なんで」と去っていった。いまだに元カレの牧に未練たらたらで、完全に武川の独り相撲といった感の場面に、またしても視聴者から「武川さんめんどくさwww」とツッコミが寄せられ、後日吾郎と対面したときのリアクションにも「こわいこわい」「圧が凄い」と沸いていた。(編集部・石井百合子)