生見愛瑠、4月期TBS火曜ドラマで主演 指輪巡るラブコメで記憶喪失の女性に
モデル、女優の生見愛瑠が、TBSの4月期ドラマ「誰が私と恋をした?」(毎週火曜よる10時~10時57分)で主演を務めることが23日、明らかになった。生見演じる記憶を失った主人公と、手元に残された指輪がピッタリとはまる3人の男たちの四角関係を描くラブコメミステリー。生見にとってゴールデン・プライム帯連続ドラマ単独初主演となり、「主演のお話を聞いたときは『え、本当?』って、何度もマネージャーさんに確認しちゃいました。まだまだお芝居を勉強中なので、とても光栄ですし、うれしすぎて、まだビックリしています。ラブコメにミステリー要素が入っている作品は私もこれまでにあまり見たことがないジャンルなので、今から演じるのがとても楽しみです」とコメントを寄せている。
2012年にモデルとして芸能活動を開始すると“めるる”の愛称で親しまれ、バラエティー番組などでも引っ張りだこの生見。2021年に女優デビューを果たし、2022年公開の映画『モエカレはオレンジ色』では主人公(岩本照)に一途に恋するヒロインを演じ、第46回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。昨年はドラマ「日曜の夜ぐらいは…」「セクシー田中さん」、映画『湯道』など出演が相次いだ。
生見が本作で演じる主人公・緒方まことは、プライベートでも会社でも人に嫌われないよう素を見せず、悪目立ちしないように生きてきた24歳。そんな彼女が、桜の舞うある夜に事故に遭い、記憶喪失に。自分の名前をはじめ、自分にまつわるすべての記憶を失ってしまう。カバンの中にはプレゼントに贈ろうとしていた男性用の指輪が入っていたが、誰に贈ろうとしていたのか思い出すことができない。前途多難なまことの前に指輪がピッタリとはまる3人の男性が現れるが、“自称元恋人”“自称唯一の男友達”“自称運命の相手”を名乗る彼らはそれぞれウソを抱えていた。
プロデューサーの八木亜未は生見の起用の理由について「『もしも記憶を失い、自分を知る素敵な男性が現れたら……しかも次々と……』そんな妄想からこのドラマは始まりました。ファンタジー要素があるけれど共感できる主人公にしたいと考えたとき、生見愛瑠さんが思い浮かびました。明るく可愛らしい“めるる”と、芯のあるお芝居をする“生見愛瑠”。全く違う一面を持っているというところが、様々なキャラを持つ主人公にぴったりと思いオファーさせていただきました」と語っている。
脚本をドラマ「ダメな私に恋してください」(2016)「初めて恋をした日に読む話」(2018)などの吉澤智子、演出をドラマ・映画「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2021・2023)の松木彩が務める。
生見、八木プロデューサーのコメント全文は下記の通り。(編集部・石井百合子)
主演・生見愛瑠
主演のお話を聞いたときは「え、本当?」って、何度もマネージャーさんに確認しちゃいました。まだまだお芝居を勉強中なので、とても光栄ですし、うれしすぎて、まだビックリしています。ラブコメにミステリー要素が入っている作品は私もこれまでにあまり見たことがないジャンルなので、今から演じるのがとても楽しみです。私が演じるまことは、周囲に本当の自分を隠していて、会う人会う人に違う印象を与えてしまう女の子。色々な顔を持つまことをどう演じ分けていくのか・・・新しい挑戦になるなと思っています。私も人見知りの部分があり、初対面からすぐに仲良くなれるタイプではないので、本当の自分を見せることができないまことの気持ちには共感できます。火曜ドラマなのでキュンキュンするシーンもあれば、ミステリー的な要素もあるということで、続きが気になるようなワクワクする作品にできるように頑張りますので、ぜひ楽しみにしていてください!
プロデューサー・八木亜未
「もしも記憶を失い、自分を知る素敵な男性が現れたら・・・しかも次々と・・・」そんな妄想からこのドラマは始まりました。ファンタジー要素があるけれど共感できる主人公にしたいと考えたとき、生見愛瑠さんが思い浮かびました。明るく可愛らしい“めるる”と、芯のあるお芝居をする“生見愛瑠”。全く違う一面を持っているというところが、様々なキャラを持つ主人公にぴったりと思いオファーさせていただきました。“本当の自分”を見せないでいたら誰も“本当の私”を知らないままになってしまうという恐怖に、主人公がどう向き合っていくのか。前に進むことを選択したヒロインの明るさが、そして次々に登場する素敵な男性たちとのドキドキが、視聴者の皆さんに元気を与えられるよう、スタッフ・キャスト一丸となって撮影に臨みます! 明るく楽しいラブコメに記憶喪失とどんなミステリーが加わるのか? ・・・ぜひご期待ください!