『ハイキュー!!』公開24日間で興収62億突破!『映画 マイホームヒーロー』が3位のスタート
映画週末興行成績
3月8日から10日までの週末映画動員ランキングが11日、興行通信社より発表され、アニメーション映画『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が週末3日間で観客動員57万4,000人、興行収入8億4,300万円と前週を大きく上回る成績をあげ、1位に返り咲いた。公開24日間の累計成績は動員438万人、興収62億円を突破した。3月9日からは第2弾入場者プレゼントとして「音駒高校最後の集合写真」が配布されている。
新作では人気コミックを佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)らの共演で実写化した連続ドラマの完結編『映画 マイホームヒーロー』が3位、特撮アクション『仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング』が7位、幼児向け教材のキャラクター「しまじろう」の活躍を描いたアニメシリーズの劇場版第10作『映画しまじろう「ミラクルじまの なないろカーネーション」』が9位にランクイン。
初登場3位の『映画 マイホームヒーロー』は初日から3日間で、動員8万1,000人、興収1億1,000万円を記録。山川直輝原作・朝基まさし漫画の累計発行部数370万部を突破する漫画が原作。2023年10月からMBS/TBS ドラマイズム枠で放送された連続ドラマの完結編となり、ドラマから7年後が舞台。娘のDV彼氏を殺した罪を隠し続ける父親・鳥栖哲雄(佐々木)に降りかかる、新たな危機を描く。映画版では津田健次郎、宮世琉弥らが新たに参加している。
初登場7位の『仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング』は、令和仮面ライダーシリーズの第4作として2022年から2023年にかけて放送されたテレビシリーズと、昨年7月に公開された『仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』のその後を描く。キャストに簡秀吉、杢代和人、佐藤瑠雅ら。初登場9位の『映画しまじろう「ミラクルじまの なないろカーネーション」』では、グローバルボーイズグループ・JO1の木全翔也が劇場版オリジナルキャラクターの声を担当している。
既存作品では、前週1位で初登場した『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)』が2位。週末3日間で動員40万9000人、興収5億200万円を記録し、累計成績は動員104万人、興収12億円を超えている。4位は、公開7週目を迎えてもなお好調が続く『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』で、前週よりワンランクアップ。累計成績は動員230万人、興収38.8億円を突破している。
今週は動画投稿サイトなどで話題を呼んだ雨穴の書籍を間宮祥太朗、佐藤二朗、川栄李奈らの共演で実写化する『変な家』、『メッセージ』などのドゥニ・ヴィルヌーヴ監督&ティモシー・シャラメ主演のSF第2弾『デューン 砂の惑星PART2』、『怪盗グルー』や『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』などのイルミネーションがカモ一家の冒険を描く『FLY!/フライ!』、藤もものコミックを宮世琉弥と原菜乃華の主演で映画化した青春ラブストーリー『恋わずらいのエリー』などが公開される。(編集部・石井百合子)
【2024年3月8日~3月10日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(2)『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』:4週目
2(1)『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)』:2週目
3(初)『映画 マイホームヒーロー』:1週目
4(5)『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』:7週目
5(3)『マッチング』:3週目
6(4)『ARGYLLE/アーガイル』:2週目
7(初)『仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング』:1週目
8(6)『52ヘルツのクジラたち』:2週目
9(初)『映画しまじろう「ミラクルじまの なないろカーネーション」』:1週目
10(8) 『ゴールデンカムイ』:8週目