町田啓太、ハリウッド進出に意欲「心の準備はできています」
俳優の町田啓太が22日、都内で行われた映画『デューン 砂の惑星PART2』の「大ヒット上映中!デューン体験イベント」に出席し、ハリウッド進出に意欲を見せた。
米作家フランク・ハーバードのSF小説を、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督(『メッセージ』)とティモシー・シャラメ(『君の名前で僕を呼んで』)のタッグで映画化した本作。宿敵ハルコンネン家と皇帝によって仕組まれた陰謀で一族を皆殺しにされた主人公が、惑星デューンの砂漠に暮らす先住民フレメンと共に反撃を開始する。
本作の宣伝アンバサダーを務める町田は、砂のステージを歩いて登場すると「よく用意されましたな……というのと、うっかり“砂歩き”しかけました。テンション上がりますね」と笑顔。本作の感想を求められると「大興奮。最高でしたね。語彙力を失いますよ」と感嘆し、「砂の表現が本当に豊かで、一粒一粒までこだわっているんじゃないかなというくらい、砂が生きている感じがひしひしと画面から伝わってきます。あと、砂の惑星のパワーをもろに体験しました。そこに降り立ったような感覚になれました」と興奮気味に語った。
また、映画のアンバサダー就任は初めてとのことで「僕で大丈夫なのか? と何度も確認させていただきました。作品には関わっていないのでどうするべきか……という感じでしたが、作品のファンですし、好きな作品のことを共有できる機会はなかなかないので、是非! ということでやらせてもらっています」と吐露。「職権乱用かなと思いました。いろんな人に羨ましがられて」とぶっちゃけ、会場の笑いを誘う場面もあった。
自身のハリウッド進出を問われると「間違いなく興味があります。こうやって想像を超えて来てくれる作品は、とんでもない撮影現場だと思うんですね。いろいろな機材や撮影環境、撮り方も特殊だと思います。そういう世界の第一線の現場、世界中で楽しんでもらえる作品作りをしている現場はどういう場所なんだろう、どうやって作っているんだろうと気になります」と目を輝かせ、「いつでも待っています。心の準備だけはできています」とアピールした。
この日は、お笑い芸人のゆりやんレトリィバァも、劇中に登場する砂虫サンドワームに乗って登場。実は電動だったが、出発した途端に電源が切れて手動になってしまったことが明かされるも、町田は「素晴らしいドライブというか、サンドワーム遣いでした。ちょっとうらやましかったです」と称賛していた。(錦怜那)