「光る君へ」枕絵見たロバート秋山・実資の反応が面白過ぎた
吉高由里子が紫式部（まひろ）役で主演を務める大河ドラマ「光る君へ」（NHK総合・日曜午後8時～ほか）の24日放送・第12回では、まひろの婿候補に秋山竜次（ロバート）演じる藤原実資の名が挙がり、縁談を進めようとする藤原宣孝（佐々木蔵之介）の予想の斜め上を行くチョイスに驚きの声が上がったほか、実資のとあるシーンに爆笑が相次いだ（※一部ネタバレあり）。
第12回「思いの果て」は、まひろが藤原道長（柄本佑）の妾になることを拒んだのちの展開。道長は、心とは裏腹にかねてから持ち上がっていた左大臣の娘・源倫子（黒木華）との縁談を進めていた。一方、まひろの父・為時（岸谷五朗）は官職に復帰する目途もなく、為時の友人である宣孝が親子の行く末を案じてまひろの婿探しに奔走する。
意気揚々とまひろ宅にやってきた宣孝が口にしたのは、まひろと実資の縁談だった。聞けば昨年、実資の北の方が亡くなったのだという。初めは「恐れ多い」「身分が違い過ぎる」と渋る為時だったが、「学識があり人望があり、何よりも財がある」と激推しする宣孝に乗せられることに。宣孝が推薦した意外な婿候補にSNSでは「まひろと実資は合わないw」「実資はないわw」「まさかのw」「おいおい宣孝よ」「さすがにどうなんでしょう」とw（笑いマーク）を付けたリアクションが続々。実資も知識人で日記をしたためる習慣があるため、中には「悪くないと思うよ」と賛同する声もあったが、実資が赤痢にかかっていることが発覚するなり宣孝はあっさり「あれはダメだ。もう半分死んでおる。次を探そう」と方向転換。その変わり身の速さに「コントやないかw」「ひどいw」「掌返しが早すぎるw」と笑いが起きていたが、中でも反応が寄せられていたのが実資が手紙に差し込まれていた枕絵を見た時の反応。
まひろとの縁談を「鼻くそのような女との縁談あり」と日記に綴っていた実資が、枕絵の存在に気が付くと人目がないか周囲をきょろきょろ。後ろ姿の女性の尻が透けて見える画で、実資は「お…おほ…」とくぎづけに。しげしげ見ると、「…見えておる」と鼻息荒く興奮していた。
これまで実資は愚痴っぽいが正義と筋道を重んじる生真面目な人物として描かれていたため、意外な一面にSNSでは「実資も男やった」「見えておるってw」「元気そうでよかった」「わろた」「癒しターン」「出てくるたびに面白い」「正しいロバート秋山の使い方」「エロ画像に興奮w」「なんだろうこのコント感」と沸き、まひろとの結婚を「意外と面白いのでは」推奨する声まで上がっていた。
別の相手を探すという宣孝に「その必要はない」と消極的なまひろに、「霞を食ろうて生きていけるとでも思っておるのか！甘えるな！」と声を荒げた宣孝。現在はまひろの婿探しを進行中だが、ゆくゆくは夫になる運命とあって、いったいどういうルートで二人が結ばれるのかという疑問が日ごとに増している。（石川友里恵）